昨日図書館で借りた 『ロートレック荘事件』 を読みました。 叙述ミステリだということは知っていたのですが、そのことは特に気にせず読みました。 「騙されないぞ!」 なんて気負っていたら、楽しめないし。 トリックが明かされる場面では、「えっ? あぁ、そういうこと!?」 って感じでした。 読んでいて違和感を覚える場面がいくつかあったので、「なるほどね…」 って感じです。 ところどころにロートレックの絵が挿入されているのも、気が利いていて良かったです。
この本は書庫から出してもらって借りたのですが、そんなに古い本でもないのにどうして書庫に…? と思っていたのです。 読んでみてわかったのですが、最後の方に綴じ目が裂けているページがあったので、それが書庫行きになった理由なのかもしれません。 公共の図書は大切に扱いましょう。 …もちろん、私物であっても大切に。
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