朝,布団から出なくて良いのはうれしいな。
今日は七河迦南さんの 『空耳の森』 を読みました。 おもしろかった。 この人の作品にはハズレがないな。 短篇集なのですが,最後から 3つ目の 『晴れたらいいな,あるいは九時だと遅すぎる (かもしれない)』 の途中で,他の作品とリンクしていることに気づきました。 でもこの時点では安楽椅子探偵の正体を勘違いしていて,過去の 2作品とリンクしていることにまでは気づかなかった。 ラストの表題作 『空耳の森』 で伏線が一気に回収されて,すっきりするとともに頭の中であれこれ整理作業を開始。 ちょっと関連がなさそうに見えた 『アイランド』 とは……,あー,そういう繋がりか,はいはい。 最終的に繋がりがわかるけど,1つ1つ短篇としてもしっかり成立していて,本当におもしろかった。 最後のあれは間違いなく吉報ですよね。 ということは,シリーズとしてもまだまだ続いていく可能性が感じられるので,今後が楽しみです。 あぁ〜,もっとこの作家の作品を読みたいのに,出版されている単行本はすべて読んでしまった (たったの 3冊)。 もっといっぱい書いていただきたいです。
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