マスターズ 250 で盛り上がられても…。
今日は中国地方にも春一番が吹いたそうです。 そんな暖かい日に (気温にはまったく関係ないけど) 椹野道流さんの 『暁天の星』 を読みました。 おもしろかったです,途中までは。 終盤に差しかかるに連れて 「本当にこの謎が解き明かされるんでしょうね…?」 と不安になってきて,その不安が払拭されることもないまま終盤になり,「いや,でもまだページ数があるから,きっと解き明かされるはず…」 と期待して読み進めたのですが,結局その期待は裏切られました。 これは酷い。 読後に Amazon のレビューを読んでみると,ミステリーではなくオカルトだとな。 そうなると,もう何でもありですよね。 やりたい放題だ。 とは言え,法医学の小説には興味があるので,もうしばらくこのシリーズを読んでみようと思っています。 毎回都合のいいオカルトでは困りますけどね。 続けて 『奇想博物館』 を読んでいます。 最初に収録されている伊坂幸太郎さんの 『小さな兵隊』 に猛烈な既視感を覚え,「何で読んだんだっけ?」 と考えてみるも思い出せなくて検索してみたら,『残り全部バケーション』 だったようです。 調べてみたら,読んだのは約 3年前でした。 記憶の片隅に残っていただけでも上出来です。 同じく既視感を覚えた今野敏さんの 『常習犯』 は何に収録されていたのかすぐに思い出せましたよ,えへへへへ。
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