フェデラー兄さんは強いなぁ…。 悔しいけどうれしい。
ページにはアクセスできるのに，編集画面にアクセスできない不思議。
サーバにもログインできないので，お手上げだーっ。
昨日，米澤穂信さんの 『満願』 を読みました。
6つの作品が収められた短篇集なのですが，どの作品も意外な結末でおもしろかった。 どうしてこんなことを思いつくのかと感心しきり。
市立図書館ではずっと予約が混んでいて，予約件数が減ってきたのを見計らって予約したのですが，それでも2カ月超待ち。 でも，待ってでも読む価値のある本でした。 本当におもしろかった。
今日は，麻見和史さんの 『石の繭』 を読みました。
こちらもおもしろかった。
かねてより警察小説，特に女性刑事ものが好きなのですが，このシリーズもお気に入りの1つになりそうです。
女性刑事ものってたぶんすごく難しくて，今まで読んで好きになったのは柴田よしきさんの 『RIKO シリーズ』 と誉田哲也さんの 『姫川玲子シリーズ』 くらい。 他にも読んだけど，某シリーズの O とか，某シリーズの K とか好感が持てない女性刑事も結構いるんです。
「男性刑事に舐められないように人一倍頑張る」 ということが根底に流れているのは同じだと思うのですが，「そこからどう頑張るか」 が重要だと思うんですよね。 村上緑子 (RIKO) や姫川玲子は被害者に対する情があるのですが，O や K は手柄ばかりに気を取られて自己中なので読んでいてイヤになりました。 あと，「自分は誰よりも賢い」 と思い込んでいる人に限ってバカ，という共通点もあるかもしれない。
…とつい熱く語って話がそれてしまいましたが，今回の 『石の繭』 に出てくる如月塔子は男性刑事に舐められまいと変に気負うこともなく，素直な性格であることも読み取れて，とても好感が持てました。 彼女が刑事としてどんな風に成長していくのかが本当に楽しみです。
この 『石の繭』 は登場人物のキャラクターがまだ掴めないので，「身近に犯人がいるかもしれない…」 と疑心暗鬼に陥りながら読み進めました。 その考えは当たらずといえども遠からずではあったけど，嫌な方向に当たっていなかったので良かった。
そもそも WOWOW でドラマ化されると知って興味をもった作品なのですが，ドラマは観ておりませんです。 えへへのへー。
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