雪の本番は今日だった。 長靴を履いて,近所のスーパーまでてくてく。 まだ足跡がついていないきれいな雪の上を歩くのは,快感でした。 途中,カラカラ鳴らしながら走るチェーン装着の車とすれ違ったのですが,チェーンが外れかけていたのではなかろうか。 ノロノロ運転だったし,運転していて違和感があったんじゃないですかね。 車を停めて確認するが良し。 スーパーはお客さんより店員の方が多く,それを利用して店内の整理をされているみたいでした。 そういう時間が持てるのも良し。 帰宅途中,閉じた傘の先を雪にさして,積雪量をチェック。 10cm くらい積もっていたんじゃないかと思います。 夕方外に出たら歩道の雪は溶けていたので,「明日は普通の靴で大丈夫かな?」 と思ったのですが,その後また雪が降っていたのでちょっと不安。 これ以上積もらないでほしいです。
昨夜北村薫さんの 『遠い唇』 を読みました。 表題作の 『遠い唇』 と続く 『しりとり』 は少し切ない大人の物語。 キュンとしたところに少し明るめの 『パトラッシュ』 が続いて,ちょっとほっとしました。 『解釈』 は仲の良い親子3人が本屋さんに来る話…と思いきや,途中から異星人目線の文章になり,その異星人たちの 「解釈」 がおもしろくて,くすくす笑ってしまいました。 『続・二銭銅貨』 は,冒頭の 「平井さん」 にニヤリ。 『ゴースト』 は,巻末の付記を読んで,「あぁ,そういうことか」 と納得しました。 日常の謎ばかりだと思っていたので,最後の 『ビスケット』 で殺人事件が出てきたのには,ちょっと驚きました。 『冬のオペラ』 も読もうと思っているのにまだ読めていないんですよね。 読む楽しみが残っているのは,うれしいことです。
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