ペスタロッチーの生涯1




子どものころ

 ペスタロッチーは、1746年1月12日にスイスのチューリヒ で生まれました。父親は外科医、母親は地方出身のスザンナという人で した。ペスタロッチーには兄と妹がいます。ペスタロッチーが幼いと き父親が亡くなったため、一家は年金生活を余儀なくされました。母 親スザンナとお手伝いバーベリの献身によって、一家は何とか暮らし ていくことができました。

 幼いころからペスタロッチーは、チューリヒの近くのヘンク村 で牧師をしている祖父のところへよく遊びに行っていました。 ペスタロッチーはチューリヒの子どもたちとヘンク村の子どもたちと の境遇の違いに心を痛めました。チューリヒの町の子どもたちは裕福 でみんな学校に行って勉強しているのに、ヘンク村の子どもたちは貧 しく十分な学校教育を受けることができないまま、働いていたからで す。ペスタロッチーは幼い心に、この人たちを救いたいと思うように なっていったのです。

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1. 子どものころ 2. 大学にはいって
3. 農場経営の失敗 4. フランス革命の影響
5. はじめての教育実践 6. 小学校の先生になる
7. 教員養成の学校を作る 8. ペスタロッチーの最期


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