ペスタロッチーの生涯8 |
ペスタロッチーは1826年、人生の最期のときを、彼がそこから人生を歩み だしたその地、ノイホーフで迎えました。82歳でした。 ペスタロッチーは死ぬまで貧しい子どもたちのことを考え ていました。貧しい子どもたちは働く手段をもっていません。 どこまでも貧しいままです。でも学校に行って勉強をして、いろいろな知識と 能力を身につけたら、何か人の役に立つ人間になれるのです。 ペスタロッチーは子どもたちが自分が有用な価値のある人間だということに気 づき、安らぎのある人生を送ることができるようにしてやりたいと心から願っ て学校を創ったのです。
ペスタロッチーのお墓には彼の人生をよく表すことば、「すべてを他人(ひと) のためにし、おのれには何ものも求めず」ということばが書かれています。
1. 子どものころ | 2. 大学にはいって |
3. 農場経営の失敗 | 4. フランス革命の影響 |
5. はじめての教育実践 | 6. 小学校の先生になる |
7. 教員養成の学校を作る | 8. ペスタロッチーの最期 |