朝、私以外誰もいない職場でカサコソという音が聞こえてきた。 朝っぱらからホラー? カサカサコソコソカサカサコソコソバタバタ…!? ふっと天井を見上げたら、蛍光灯にトンボが激突していました。 すごく大きいトンボ (調査した結果、オニヤンマと判明)。 「こ、これは外に出さねば…」 と慌ててまずは電気を消し (明るい方に行くと思ったので)、ブラインドを開けていたらブラインドの一番上に止まってしまった。 うぅむ、そこでは手がたわん (広島弁で 「届かない」)。 それでもとにかくブラインドを開けて、と思い、慌てて開けていたら手が届きそうなところまで下りてきた。 なので、意を決して羽をつかむ。 バタバタバタバタ…、ひょえー、羽がちぎれる〜。 羽がちぎれては元も子もないので、手放すと落ちた。 落ちたままその場にいる。 チャンス! 再度羽をつかむ → バタバタバタバタ → 羽がちぎれる〜 → 手放して落ちる → 羽をつかむ → (以下繰り返し)。 これでは埒が明かん、と思い、スーパーのナイロン袋に捕獲して (羽をつかむとちぎれそうで怖いので) 外に放す作戦に変更。 そろーりそろーりかつ大胆に袋をかぶせ、捕獲! … 「痛っ!」 …噛まれた、トンボに噛まれたー!!! (中指にはしばらく痕が残ってました。) 必死の思いでトンボを振り放したら、ナイロン袋の口の部分につかまるトンボ。 外に出すチャンス! そのままの状態でドアまでダッシュしようとしたら、逃げられた。 そしてまた蛍光灯に激突。 今までの苦労が水の泡です。 orz 電気を消す → ブラインドの一番上に止まる の部分に戻ったので、最後の手段、図書館に虫取り網を借りに行きました (どうして図書館にそんなものが?なんてことを考えてはいけません)。 虫取り網で刺激するとまた口の部分につかまったので、そのままダッシュで今度こそドアから外に放すことができました。 めでたしめでたし。 あー、朝から疲れたー。 「オニヤンマはすごい力で噛む」 ということを知った暑い朝の1コマでした。 まったく命の恩人になんてことをするだ。 畳の上で死ねると思うなよっ! (そもそもオニヤンマは畳の上では死にません。)
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