2010年02月10日の日記

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『ゴールデンスランバー』
ゴールデンスランバー』 を観ました、やっと観た。
ネタばれあります、ご注意ください。
あと、セリフはうろ覚えなので、微妙に間違っていると思います。





泣くことはわかっていました、映画を観る前からそれは。 でも、冒頭に 『Golden Slumber』 が流れた時点で泣くとは思わなかった。 毎度のことながら、センチメンタル過剰です。 好きすぎるんです、『ゴールデンスランバー』 を。
先日、原作を読み返した時の日記にも書いたのですが、前半は本当に怖かった。 鳥肌が立っていたんじゃないかと思います。
中でも、永島敏行さん扮する小鳩沢が笑顔でバズーカをぶっ放すさまが本当に怖かった。 車の陰に隠れても、車の下を覗いて足を見つけて撃ってくるんですよ。 怖すぎる…。 心の中で、「小鳩沢、こえーっ!」 と叫んでました。 そんな小鳩沢のラストは、超意外でした。 映画 『模倣犯』 を思い出したな、あそこだけコメディでしたね。 あれでも実は生きてそう。 小鳩沢、こえーっ!
原作もそうでしたが、前半の恐怖があるから中盤以降に感動が押し寄せてくる。 それは映画でも一緒でした。
映画では、渋川清彦さん扮する岩崎が青柳に 「どうせお前じゃねえんだろ?」 と言うシーンで、最初の涙がじわっときました (最初じゃないか)。 さらっと言ってくれるのが良いんですよね、「当然だよな」 って感じで。 「俺にはわかってるぜ」 って感じで。 だから、ラストの 「青柳、ロックだぜ」 でも当然涙。 岩崎の表情が良いんだ。
渋川清彦さんって、KEE の頃はなんだか危なっかしい感じで、なんとなく怖かったのですが、改名されてからすごく良くなりましたよね (意見には個人差があります)。 『フィッシュストーリー』 でもそうでしたが、今は周囲を和ませる力があるような気がします。 そういう役が似合ってきた。 前は尖ったイメージで怖かった、本当に。
児島さんとの場面は、「そう来たか!」 って感じでした。 でんでんさんが児島さん役なのが、ずるいなー。 原作の児島さんは厳格な警察官の面がかなり残っていたように思いますが、映画の児島さんは単なる良い人でしたね。 でも、それが良かった。 児島さん、泣きすぎー。 私も一緒に泣いてたけどー。
そして何と言っても、お父さん役の伊東四朗さん! これはもぉ、ハマり過ぎです。 先日原作を読み返した時も、お父さんが出てくる場面は伊東四朗さんをイメージして当て読みしたのですが、実際に映像で観ると本当にピシっとはまっていて、泣けた…。 お父さんのシーンは、どちらも涙がだーっと出てきました。 思い出してもやばい。 ずるい、本当に。
あと、ロッキーも良かった! 最初に出てきた時、心の中で 「ロッキー!」 と叫んでしまいました。 ベンガルさんの表情も絶妙。 ロッキー、最高!
柄本明さんも良かったなぁ、すべてが絶妙でした。 素晴らしい。
なんか出演者のことばかり書いていますが、やっぱりこのストーリーって人間のキャラがすごく重要だと思うんです。 だから…良いじゃん。
劇団ひとりさんも、ものすごく良かったですよ。 元々お芝居のうまさは知っていましたが、今回もすごく良かった。 やばい、「青柳屋!」 を思い出して、また泣きそうだ。
もちろん竹内結子さんも濱田岳くんも、他の皆さんも素晴らしかった。 全員ピシっとはまってました。 香川照之さんも、最高に憎たらしかったですしね。
あと、iPod は最強ね。 命を救う iPod です。
映画を観たら、また原作を読み返したくなりました。

映画館を出る時、前の方から 「途中よくわからなかった」 という声が聞こえてきました。
確かにいろんな部分を端折っているので、原作をご存知ない方にはわかりにくかったかもしれません。 端折った部分をセリフで説明、なんて陳腐な演出もありませんでしたから (セリフで説明されると、冷めませんか?)。
原作を読んでいても、映画は映画として、ハラハラドキドキ、感動うるうるが楽しめますので、あらかじめ予習してから観るのも良いと思います。

やっべ、予告編を観ただけでも泣けるわ。
2010年02月10日(水)   No.2088 (映画)

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