2010年02月28日の日記

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2010年02月28日(日)
『誰がため』
『カティンの森』
2010年02月25日(木)
サバ!
2010年02月24日(水)
リベンジ with 粉
2010年02月23日(火)
パイナップルの夢
2010年02月22日(月)
リンリンリンゴ
2010年02月21日(日)
韓国3、タイ2
『インビクタス/負け..
2010年02月20日(土)
悲しい激写
2010年02月17日(水)
3時間は長い
2010年02月16日(火)
ダボーミーニング
2010年02月15日(月)
こどもチャレンジ
2010年02月14日(日)
ヒッピー?
2010年02月13日(土)
『ジュリー&ジュリア..
『サヨナライツカ』
2010年02月11日(木)
cream soda
2010年02月10日(水)
『ゴールデンスランバ..
2010年02月09日(火)
アレルゲン
2010年02月08日(月)
カシスジンジャー
2010年02月07日(日)
水難の相
2010年02月06日(土)
カレーまつり
2010年02月04日(木)
栗あん、ゲット!
2010年02月03日(水)
方位磁石が行方不明
2010年02月02日(火)
ヘディングじゃありま..
2010年02月01日(月)
時々雪

『誰がため』
今日の2本目、『誰がため』 を観ました。
1本目に観た 『カティンの森』 同様、先の大戦を描いた映画です。 こちらの映画の舞台は、デンマーク。 『カティンの森』 がポーランド vs ドイツ、ソ連であったのに対して、この 『誰がため』 はデンマークのレジスタンス vs ナチスの映画でした (解釈が間違っていたら、すみません)。
こちらも歴史的背景をまったく知らなかったので、途中よくわからない部分も多々ありました。 これは復習することにします。 今日の映画はどちらも 「世界史を勉強したい」 と思わせてくれる映画でした。
『カティンの森』 が静の映画であったのに対して、この 『誰がため』 は動の映画でした。 同じ戦争を描いた映画なのに、そういう意味では対照的な映画でした。
観終わって5時間以上経つのですが、まだ頭の中が混乱しています。 やっぱり当時のことについて少し勉強しないと、理解できないのかもしれない。
印象的だったのは、「実は人を殺したことがない」 と告白し、1人の人間を暗殺する指令もしくじっていたシトロンが、自分を殺害しに来たナチスの大群に持てる武器をすべて駆使して最期まで抵抗したのに対し、「人を殺すことなど何でもない」 ような顔をして暗殺指令の出たターゲットを冷酷に殺していたフラメンが、ナチスの大群が自分を殺しに来たことを知り、あっさり毒をあおって自殺してしまったこと。 この対照的な最期には、本当に驚きました。
そして、この2人が 「最大の敵」 と目して最後まで狙っていたナチスのホフマンが、2人の遺体で記念撮影をする不謹慎なナチスの将校たちを一喝し、2人の遺体を布で覆うよう命じたことも印象的でした。 実は彼が一番紳士的だったのか。 フラメンとシトロンの上司的存在のヴィンターなんかより、よっぽど紳士的でした。 …でもナチスか。 複雑な気分です。

あー、なんかいろいろなことを勉強したくなったなぁ。 大学の図書館で、本を探して読んでみようかな。

今日観た2本の映画のことを頭のどこかで引きずっていたのか、夜テレビでバンクーバーオリンピックのフィギュアのエキシビションのラスト、全出演者がリンクに一同に会した場面を観た時、「平和って素晴らしいな…」 と思って自然に涙が出てきました。 どちらの映画も泣かなかったのに、おかしいなぁ…。 なんか、思いっきり泣きたい気分だ。
本当に平和って素晴らしいですね。 しみじみ感じた1日です。
2010年02月28日(日)   No.2106 (映画)

『カティンの森』
今日は映画のはしごをしました。 1本目は 『カティンの森』。
非常に難しい映画でした。 映画の内容も、歴史的背景も、どちらも難解でした。 オフィシャルサイトの内容だけでも読んでおけば良かった…。 かなり後悔です。
カティンの森、という場所で実際に起きたポーランド将校の大虐殺事件を題材にした映画なのですが、私はこの事件についてまったく何も知らず、ドイツとソ連によるポーランド侵攻についても何も知らず。 …何とも情けない話です。
この 「カティンの森事件」 を、ドイツはソ連の仕業とし、ソ連はドイツの仕業と主張するのですが、映画は 「ソ連の仕業であった」 という終わり方でした (解釈が間違っていたら、すみません)。
どちらの仕業にせよ、何とも惨い殺され方でした。 自分がポーランド将校で、あのような殺され方をしたら…と思うと、背筋が寒くなります。 敵の捕虜となり、移送された場所で車から降ろされ、ふと地面に目をやると無数の死体。 その場で自分の運命を悟らざるを得ず、それに抗う手段もない。 無惨に殺された彼らの無念を思うと、言葉もありません。
戦争って国と国のことなのに、どうして個人があんな風に殺されないといけないんでしょうか? まぁ、戦争自体が 「国と国との殺し合い」 なので、「そういうものだ」 と言われてしまえばどうしようもないのですが、捕虜として捕えた人間をどうして殺さなければならなかったのか。 惨すぎます。
切ないな…。
2010年02月28日(日)   No.2105 (映画)

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