『名探偵ゴッド・アイ』 を観ました。 ネタバレがあります、ご注意ください。
おもしろかった〜。 笑った笑った、笑い疲れました。 とある理由からアンディ・ラウ (主に顔) を苦手にしているのですが、ジョニー・トー作品なので 「ええいっ!」 と気合いを入れて観ました。 うん、やっぱりアンディ・ラウはアンディ・ラウで、かっこ良かった。 苦手意識を克服できたかも。 って、アンディ・ラウにはまったく責任がなくて、単に嫌いな人に似ているから…という理不尽な理由で苦手意識を持っていたのです。 でもそんなに似ていないことがわかったので、良かった。 アンディ・ラウ演じるジェンストンは時に憎らしく、そんな彼に振り回されるサミー・チェン演じるホーはとても可愛らしかった。 途中からは彼に恋している感じがものすごくよく出ていて、本当に愛おしい女性だと思いました。 ラム・シューも 『ドラッグ・ウォー 毒戦』 とは違っていつものラムちゃんで、なんだか安心しました。 抜群の安定感。 不謹慎かもしれないけれど、一番おかしかったのは終盤 「破水した」 とシウマン (夫とその不倫相手を刺殺した) がジェンストンを騙す形で呼び止めて、彼女にめった刺しにされたジェンストンが助けに来たホーに 「赤ちゃんを救え」 と言うシーン。 「そう、早く救急車を呼んで!」 と思ったら、何を思ったかホーはシウマンに 「はい、いきんでー」 と始めるんです。 「お前が産ませるんかーい」 とツッコみたくなりました。 「いやいや違うだろ、救急車を呼びなさいよ」 と思ったら、無事出産。 超安産じゃね? シウマンは死んじゃったみたいだけど。 最後の最後まで徹底してコメディなんだな、と思いました。 本当に私的にはあのシーンが一番おかしかった、不謹慎かもしれないけれど。 ラストでは、ジェンストン、ホー、そしてシウマンの娘の3人がすっかり家族になっていたので、気持ちがほっこりしました。 きっとこれから先もジェンストンとホーはドタバタしながら暮らしていくのでしょう。 あー、本当におもしろかった。
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