メモ : パーカーを持って帰る。
朝,すれ違う時に挨拶をしてくれる自転車の男子中学生がいます。 最初は驚いて声が出ませんでしたが,2回目からは私もスムーズに挨拶できるようになっています。 約20年前,毎朝すれ違う自転車の男子高校生に挨拶され,ビクッとしていたものですが,その頃に比べたら私もずいぶん成長しました。 なんて。 あの男子高校生も,もうそれなりの年齢になっていますね。 今挨拶してくれている男子中学生のお父さんでもおかしくないかも? とちょっと想像してしまいました。 そんな風に考えるのも楽しいものです。 20年前の男子高校生とはほぼ毎日同じ場所ですれ違っていたのですが,ある日会わなかったので 「今日はいないんだ…」 と少しほっとしたんです。 でも次の瞬間すごい視線を感じて 「はっ」 と横を向いたら,道路の向こう側から 「おはようございまーす!」 と挨拶されました,満面の笑みと元気な声で。 その瞬間,なんかよくわからないけど,「負けた…」 と思いました。 人間として負けた気がした。 彼はきっと立派な大人になっていると思います。 …本当にあの男子中学生のお父さんかもよ? なんか顔も似ている気がしてきた。 覚えてないけどー。
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