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One more thing

Urban Artscapes (cover)
Urban Artscapes
もう一冊、共著の本が出ます。

Urban Artscapes: Essays on Political and Cultural Contexts

さきほどの本と同様、かれこれ4年前から続いている話で、本当はこちらが先に出るはずでしたが、順番が逆になってしまいました。わたくしはアニメやマンガ、ゲームのキャラクターを介して、都市のパブリックスペースとプライベートスペースの境界が融解していく現象について書いています。

もともと4年前に書いたペーパーがベースで、ARに関する話などは当時は新鮮だったはずですけれども、今ではすっかり現実に追い越されてしまいました。(できればPokémon Goが出る前に出版してほしかった…)

年末、もしくは新年になってしまうかもしれませんが、ともあれ、ようやく出ます。

Publication

 

住み継がれる集落をつくる(表紙)
住み継がれる集落をつくる

共著の本が発売されました。

住み継がれる集落をつくる: 交流・移住・通いで生き抜く地域

この4年くらい、建築学会の集落居住小委員会で活動してきた成果をまとめたもので、わたくしは百島と小佐木島での、集落環境を受け継いでいくための枠組みづくりに関する部分を執筆しています。

集落を次の世代へと受け継いでいこうという、さまざまなかたちの実践が紹介されています。消滅可能性と向き合う覚悟を持って生きる、多くの人に届きますように。

工芸とデザインの境目

情報源: 金沢21世紀美術館 | 工芸とデザインの境目

会期の終了間際で見に行きました。
内容的にはそれほど目新しいものはありませんでしたが、ターゲットとしてはデザインや美術を学ぶ学生向けの展覧会なのかなという印象を強く受けました。季節柄、学生らしきグループも多く、展示されている「モノ」を初めて目にした来館者も多いようであったので、そういう意味では企画の意図が伝わっていて良い展覧会だったと思います。 続きを読む 工芸とデザインの境目

職業・チューター

広島市内のギャラリー718で開催されている、造形芸術系コース1年生のグループ展、新鉢展を見に行ってきました。

AOの学生を除くと、ふだんはデザインの課題しか見たことがないので、どんな作品を作るのか楽しみにしていました。

それぞれに好き好きもあるとは思いますし、得意不得意の自覚もあったりなかったりだとも思うのですが、そのような個々人の自覚はまた別にして、平面がおもしろい人と立体がおもしろい人といったものが見られて、なかなか面白かったです。

展示の構成やキャプションなども、やっているうちに上手くなることでしょう。今は作品だけで精一杯かもしれませんが、展覧会を見に行った時にも、作品だけではなく、作品の周りにあるものも含めて、良く観察してくれると良いなと思います。

不具合について

先日サイトをアップデートした際に、お問い合わせフォームからメッセージを送信できない状態となっておりました。さきほどご指摘を受けて修正しております。

ご迷惑をおかけしました。現在は問題なく稼働しておりますので、ご用の方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡下さいますようお願い致します。

卒展

色々ありましたが、広島に来て2回目の卒展が無事終了しました。

展覧会全体を見たときに、デザインの立ち位置であったり、到達点をどこに設定するかと言うことは、依然としてなかなか難しいところではあります。

最後のラストスパートの追い込みは、良くも悪くもデザインゼミならではのものですが、ともあれ、最終的に展示された作品に関しては、それぞれ伝わるものがあったと思います。

ご来場くださったみなさま、ご協力くださったみなさまにこの場をかりてお礼申し上げます。

ありがとうございました。