「PROJECT」カテゴリーアーカイブ

NeeSe

このたび、廿日市市の株式会社タハラ様との共同研究事業から生まれた、昇降時の負担を軽減できる階段「NeeSe」が、2018年度のグッドデザイン賞を受賞しました。

先日の豪雨災害においても、階段を登ることができずに亡くなった方が多数いらっしゃったとのニュースがあったばかりですが、この階段は、高齢者や年少者など、さまざまな身体条件をもつ方々に対して昇降時の負担を軽減することを目指して開発されたものです。 続きを読む NeeSe

Summer School

実は学外研修と並行して、東広島市との共同研究事業の一環で実施される、国際サマースクールが8月26日から28日の日程で行われていました。
最初の2日間のプログラムには残念ながら参加できませんでしたが、3日目の最終プレゼンテーションと審査会にだけ審査員として参加しました。 続きを読む Summer School

べにふうき せとうちレモン

本日記者発表されましたが、広島大学に着任して丸3年を前に、ようやく最初のデザインの仕事を送り出すことができました。

「レモンティーを飲みたいけれど、わざわざレモンを買ってきてスライスしたりせずに手軽に飲みたい」
「レモンの香りがするだけではなくて、やっぱりちゃんとレモンを浮かべて飲みたい」

国産の紅茶「べにふうき」のティーバッグと、フリーズドライした「せとうちレモン」のスライスを個包装にして、そんなわがままに応えられる商品になっています。

3月22日より販売されています。もし、お店で見かけられたら、お土産等にどうぞ。通信販売はこちらから。

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久しぶりに国際学会

先週はスコットランドで開かれていたPLEA2017に、小佐木島でのプロジェクトについて発表しに行っていました。

はるばる大英帝国まで出かけて発表というのはかれこれ4年ぶり(先に紹介した本の元になったケント大学以来)で、広島に来てからというもの、海外で発表というとお隣り韓国くらいしか行っていなかったので、遠くまで出かけていくのはずいぶん久しぶりな気がします。

頻繁に話をしていないと鈍っていくので、今回をきっかけに、英語圏で発表できる体質に戻していきたいところです。 続きを読む 久しぶりに国際学会

Publication

 

住み継がれる集落をつくる(表紙)
住み継がれる集落をつくる

共著の本が発売されました。

住み継がれる集落をつくる: 交流・移住・通いで生き抜く地域

この4年くらい、建築学会の集落居住小委員会で活動してきた成果をまとめたもので、わたくしは百島と小佐木島での、集落環境を受け継いでいくための枠組みづくりに関する部分を執筆しています。

集落を次の世代へと受け継いでいこうという、さまざまなかたちの実践が紹介されています。消滅可能性と向き合う覚悟を持って生きる、多くの人に届きますように。

シリーズ|広告のある風景

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2017年最初の記事はこちらのコラムから。

屋外広告の在り方について調査・研究を重ねる「のぼりラボ」。この度、学術的な観点からのアプローチを模索する中で、なんと、広島大学の准教授にご寄稿いただきました!まちなみの景観や、風景における文脈を考える中で屋外広告はどのように活かされるべきなのか。これまでの記事とは、一味違う「のぼりラボ」を是非ご覧下さい。

情報源: シリーズ|広告のある風景 目立つよりも、愛されたい。 | のぼりラボ

というわけで、これまで自治体の景観関連の会議の場であったり、屋外広告物講習であったり、比較的閉じられた場でお話してきたような内容について、なんと、屋外広告を制作する側の企業さんから文章を書く機会をいただいたので、関係のある方、興味のある方はご覧くださいませ。 続きを読む シリーズ|広告のある風景

BankART school

情報源: What’s New | BankART1929

来る10/14から横浜のBankArt Studio NYKにて柳幸典さんの個展がひらかれるわけですが、連動企画としてBankArt schoolで10月29日に工学院大学の樫原さん、テルモ生命科学芸術財団の中尾さんと一緒に、百島と尾道での活動について柳さんとお話しします。

悲しいかな、自分自身はスケジュール的になかなか行くことができないのですが、いずれもぜひお話を聞きたいと思う方々&テーマばかりですので、お近くにいらっしゃるかたでご興味のあるかたはぜひご参加くださいませ。

島を継ぐもの。

6月4日に三原市の小佐木島にて、建築学会の集落居住小委員会の公開研究会「むらを住み継ぐカタチ」を開催しました。今回は、小佐木島での集落活動を支援している、公益財団法人ポエック里海財団との共催となりました。

人口減少が続く地方において、いかに地域は持続しうるのか?という課題に取組む先進地を訪問してお話を伺ってきているわけですが、シリーズ7回目となる今回は自分がホストということで、これまでとは違った意味を持つ研究会でした。

まだまだ道半ばではありますが、前任校時代から継続的に取り組んでいるプロジェクトを紹介する機会を持てたことは、とても嬉しく思います。参加していただいた皆様、ありがとうございました。 続きを読む 島を継ぐもの。

ROOM 316

デザインゼミのメンバーと広島市内のマンションのリノベーションに取り組んでいましたが、このたび工事が終了して、新しい入居者さんの生活が間もなくはじまるということで、内覧してきました。 続きを読む ROOM 316

The project goes on

公益財団法人ポエック里海財団と三原市が主催する、小佐木島で開催していた展覧会は、会期中に2000人を超える方々に来ていただき、無事終了しました。足を運んでくださった皆様、展覧会の開催に協力していただいた皆様に、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。 続きを読む The project goes on