2009年10月11日の日記

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『空気人形』
空気人形』 を観ました。
ネタばれあるかも。 ごめんなさい、ちょーっと酔っているので、いつも以上に支離滅裂かも。





観ようかどうしようかずっと悩んでいた映画なのですが、この3連休に他に観たくなるような映画がなかったので、観に行ってきました。 昨日の中国新聞に紹介記事が載っていたので、「げっ」 と思ったのですが、案の定普段映画館に足を運ばないような人がいらして、上映前ちょっとうるさかった。 上映中は静かだったので、まぁ良いんですけど。
映画の内容はと言うと、うぅむ、難解な映画だったような気がします。 是枝監督の映画ですしね。
感じたことは、「他者とコミュニケーションをとるのは難しい」 ということ。 日本人同士でも、「あ〜れ、全然通じてないなぁ〜」 ってことが往々にしてありますけど、この映画には 「うぅむ、通じてないなぁ」 ということが多々ありました。 ラストがまさにそうでしたよね。 うぅむ、虚しい…。
途中、空気人形が釘に腕を引っ掛けて空気が抜けてしまい、好意を寄せているビデオ店店員に見られて 「見ないで…」 というシーンで、自分でも意外なのですが涙が出てしまいました。 心を持ってしまった彼女の 「好きな人に自分が空気人形だとわかってほしくない」 という想いが切なくて、ちょっとうるっときたのですが、その後ぽろぽろーっと涙がこぼれて、自分でもビックリしました。 とっさにセロテープを持ち出して、彼女のキズをふさいだビデオ店店員も良かった。
彼は最後に (最期に、か)、空気人形に対して 「空気を抜かせてほしい」 と言って、何度も空気を抜いては自分の息で満たし、を繰り返していたのですが、あの行為にはどういう意味があったのかなぁ。 彼の部屋にあった元カノと思しき写真にその謎は隠されているのだろうか。 うぅむ。
あと、空気人形が心を持ってしまった背景には、やはり元の持ち主 (板尾創路さん) がきちんと愛情を注いでいたことがあるんじゃないのかなぁ。 あの人は不器用なんだけど良い人なんですよ、きっと。 板尾さんの演技は何度か拝見していますが、いつも独特の空気が流れていて良いですよね。 流石、です。

是枝監督の作品は、やっぱり難解だ。 ホント、途中涙がぽろぽろーっと流れたことには、自分自身が一番驚いています。 まさか、あそこで泣いてしまうとは。
全編通して、ぺ・ドゥナさんが可愛かったです。 彼女の片言の日本語が、より切なさをあおっていましたね。 すごく良かった。

誰の代わりでもない、自分だけの人生を送りたいものです。
2009年10月11日(日)   No.1961 (映画)

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