『わたし出すわ』 のレディース試写会に当選したので、一足お先に観せていただきました。 ネタばれあります。 ご注意ください。
サロンシネマ&シネツインで何度となく予告映像を観て、「マヤはどうしてそんな大金を持っているのだろう? きっとそれも映画の肝なんだろうなぁ」 と思っていたのですが、その疑問は先日の 『チューボーですよ!』 での小雪さんの 「〜でお金を儲けた女性」 の一言であっさり氷解。 「えっ、そんなことをしゃべっても良いんですか?」 と思ってしまいました。 なので、ここには書きません。 映画の中でもはっきりとは語られていないし、公式サイトにも書かれていないので (小雪さんはくっきりはっきりおっしゃいましたが)。 なんか…私は好きです、この映画。 何て言えば良いのかわかりませんが、全体に漂っている空気感が好きです。 「どうしてサキがあのホストに殺されたのか?」 という細かい疑問は残るのですが、まぁそれはそんなに重要なことではないのだろうなぁ…と流すことにします。 …人が1人殺されてるのに、ね。 どのシーンも良かったのですが、私は川上くんの家のシーンと小池栄子ちゃんとのやり取りのシーンが特に好きです。 どちらも人の温かさが感じられて、心が和みました。 小池栄子ちゃん、良いなぁ、うん。 この映画を観て思ったのは、「世界で一番大切なのは、お金ではなく人の言葉」 と言うこと。 これはかなり心に響きました。 そう感じたこともあり、ラストシーンにはかなりうるっときてしまいました。 でも、周囲のどなたも泣いてなさそうだったので、ぐっと我慢。 が、劇場を出た後、急激に涙がこみ上げてきて、「こんなことなら劇場で泣いておけば良かった…」 と激しく後悔しました。 上を向いて堪えましたが。 ラストのあの一言をマヤはずっと聞きたかったんだよなぁ、それを聞くことができて本当に良かった…。 本当に言葉は大事です。 私も言葉を大切にして生きていかねば…。
あ、この映画も主題歌が良かったですよ。
今回の試写会のスポンサーはドコモでした。 入口で 「生活便利BOOK」 というリーフレットをもらったのですが、背表紙に取ってつけたようにドコモダケのシールが貼ってあったので、「誤植?」 と思って裏から透かして見てしまいました。 が、何も見えず。 上映前に地元のローカルタレントからドコモの紹介があり、「プレゼントもあります。 5名様にドコモダケの携帯クリーナーをプレゼント」 と言うので、「まさか、ジャンケン大会をやるわけではあるまいな? 別にいらんし」 と思っていたら、続けて 「入口でお渡ししたリーフレットの最後にドコモダケのシールが貼ってある方が、当選です」 とな。 …オレオレ、それ、オレオレ。 というわけで、また小さなところで運を使ってしまいました。 せっかくなのでいただいて帰りましたが、ビミョーです。
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