50万円から10万円にディスカウント。
今年の日本アカデミーショー、途中までは良かった。 最優秀助演女優賞は、私の予想どおりでしたし、主演女優賞のメンバーに 『空気人形』 のぺ・ドゥナさんが入っているのも、「おっ」 って感じで良かった。 良い映画が正当に評価されているようで、「今年は "アカデミーショー" ではなく、"アカデミー賞" なんだな」 と思いました。 …でもなー、最優秀主演男優賞は何で?って感じでしたね。 ガッカリしたなぁ、本当に。 こういうところがダメなんだよ、日本アカデミーショーは。 …あ、念のために言っておきますが、受賞された方に恨みはありません。 その映画も観ていないのに偉そうなことを言っていますが、そういうことを言いたくなるほど 『ディア・ドクター』 での笑福亭鶴瓶さんの演技が素晴らしかった、ということなんです。 一般の映画ファンと賞の選考委員との温度差がありすぎる。 …はぁ、最優秀作品賞にまたガッカリ。 『ディア・ドクター』 か 『劒岳 点の記』 でしょう、今年は。 本当にダメ。 配給会社の力関係が見え隠れ、って気がして仕方がありません。 やっぱりこの番組は…あ、これは単なる番組なんですね、きっと。 この番組は、あくまで 「アカデミーショー」 として楽しむべきなんだな、と改めて実感しました。 ホント、途中までは良かっただけに、失望も大きいっす。
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