今日は午前中選挙と買い物に行き、帰宅後一服しながら大学の中央図書館で借りてきた 『ランチのアッコちゃん』 を読みました。 4つの短編からなる小説集なのですが、統一感があるのは最初の2篇だけ。 残りの2篇は無理矢理関連づけているような印象を受けました。 と言っても、そこまで関連づけられてもいませんが (店名を無理矢理入れた程度)。 『ランチのアッコちゃん』 と単行本に銘打ったくらいなんだから、もう少しその世界観を出してほしかった。 その点にちょっと拍子抜け。 最初の2篇はおもしろかったのですが、3篇目の 『夜の大捜査先生』 はかなり浮いている印象を受けました。 なんかね、ちょっと 「違うな…」 と思いました。 全体的に美味しいお話だと思っていたので、ちょっと裏切られた気分。 その後の 『ゆとりのビアガーデン』 はまぁまぁおもしろかった。 …いつもながら上から目線の感想ですみません。 でもやっぱり読書は楽しい。 ところでこの本は、『昨夜のカレー、明日のパン』 について調べていた時、そこから本屋大賞ノミネート作に行き着いて知ったのですが、本屋大賞というのもどうなのかなー、となんとなく思ったりします。 おもしろい本を探す目安にはなるのですが、書店員の方にはどの本にも平等に愛情を注いで販売してほしいと思います。
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