梶原行夫/News2017


2018.02.27
修士論文/卒業論文発表会も終わり、宗尻研と合同で、卒業生を送る歓送会を仏蘭西屋で行いました。
乾研究室・宗尻研併せて4名の学生さんが卒業となります。
ここ数年は学生さんが多く賑やかでしたが、来年度入ってくる学生はいない予定なので、ずいぶん寂しくなります。




2017.08.23
7月中、2つの国際会議に参加。
オーラル1件にポスター2件の計3件の発表で、すべて別内容でした。
両会議とも、これまで面識の無かった方を含めいろんな方と議論ができて、非常に有意義な出張となりました。

Liquids2017編
2011年頃からアイデアを温め、近年ようやく具体的な内容が固まってきたガラス転移のメカニズムに関する
研究について、満を持して(?)の発表。タイトルは、
"Simple scenario for glass transition phenomena based on liquid-liquid transition framework"
オーラルに採択されなかったのは非常に残念でしたが、いろんな方にポスターに来ていただき、ざっくばらんな
話ができてよかったです。まぁ、みなさん「面白いね」とは言ってくれましたが、半信半疑な方がほとんど、
ガラス転移の専門家の方だと「少なくともUniversalではないでしょ?」と言うご意見ではありましたが。
その中で、最近水関係の研究でよくお名前を伺うF. Caupin教授と議論をできたのは有益でした。
シンプルな2準位モデルを用いて、液体−液体相転移のuniversalな相図の構築を目指しておられました。
また元々は液体He屋さんとのことで、液体Heの超流動−常流動転移も含めたuniversalityを視野に入れて
いる点は、自分と同じ方向性で、そういう研究者がいることを認識できたのは非常に心強く感じました。
今後も引き続きコンタクトをとって、共同研究につなげていきたいものですです。



(1)オープニング。司会?をつとめる女性。オープニング以外にも、Liquid Matte Prize、クロージングの際にも
司会を務め(なぜか歌を歌う場面も)、存在感抜群で花を添えておられました。結局この方が誰なのか不明では
ありましたが。
(2)ポスター会場。広々としており、coffee breakの時間も議論ができる形で非常によい会場でした。
(3)懇親会会場は丘の上に立つリュブリャナ城内。楽団の演奏など、非常に優雅な形でした。

IDMRCS編
発表については、オーラル1件、
"Where Come from Dynamic Heterogeneity in Glass Transition? : Similarity with Liquid-Liquid Transition"
ポスター1件
"Ultrasonic Sound Velocity Measurements for Liquid Water-Glycerol Mixtures"
オーラルについては、Liquids2017で発表したアイデアについて、それに至る経緯を我々の実験データを
示しながら説明しました。この発表については特に、Austen Angell教授に興味を持っていただけたのは
非常にうれしかったです。教授は、水の熱力学異常あるいはガラス転移の研究で、40年以上世界の第一線
で活躍しておられる方で、齢84にしてバリバリ現役でした。発表時以外にも時間をとっていただき、計3回
に渡って直接議論ができました。非常に有益&光栄でした。是非とも今後の論文執筆に生かしたいと思います。


(1)会場のホテル。プールやボーリング場も備えたリゾートホテルです。バカンス中の他の客をよそ目に、
我々は朝8:30から夜8:00まで会議をこなしていきました。
(2)メインの発表部屋。広いです。自身のオーラル発表もこの部屋でした。


(1)Angell教授の発表タイトルは、「水とテルルの共通性に、、、」と私の着眼点と同じ内容で、是非質問orコメント
しようと待ち構えていたのですが、急遽変更。残念。そして「水の液体−液体臨界点はどこに?」という内容になって
ました。Holtenら(2014)の最近の研究では臨界点がゼロ圧力付近に存在するという結果になっているのですが、これは
これまでの予想とは明らかに異なる結果で、新たな問題が発生した、という趣旨でした。Holtenのモデルの欠点について
は既にアイデアがあったので、それをコメントできました。
(2)ポスター発表する梶原。


(1)"Bonfire"会場。まぁ懇親会といったところか。楽団や踊り子さんたちもいました。踊り子さんが会場の
人々を誘って踊る、と言う場面もあり。なぜか私も誘われて、、、しばし踊りました。疲れました。
(2)終盤、花火が上がっていました。数百発は上がっていたと思います。スゴイ。
(3)IDMRCSのロゴの花火も。


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