ナスはなる。
さて、先日実家で発見した父のコレクションのマッチです。 タバコも吸わないのに、何故マッチを集めていたんだか。 今日のマッチはこちら。
先月の日記にも書いた、今年の春に閉店した広島市内の料理屋さんのマッチです。 向かって左の細身のがたぶん平成に入ってからのもの、右の幅広のは昭和30年代のものです。 どうしてそんなことがわかるかと言うと…、
見えるかなぁ、右のマッチの裏側に母の字で 「S36.5.21 (夜8時頃)」 と書いてあるのです。 むむむっ、ということはこれは母のマッチであったか。 昭和36年に両親はもう知り合っていたのか? うぅむ、お互い行きつけの店だったのだろうか。 会社は違いますが両親とも銀行員だったので、銀行員がよく利用するお店だったのかもしれません。 で、これまた見えるかなぁ。 昭和30年代から電話番号が変わってないのですよ。 市内局番は1桁から3桁に変更になりましたが (平成のものは伏せてます)、下4桁が一緒なのです。 語呂合わせの電話番号も取得されたのですね。 店も同じ場所なのだと思いますが、地名は変わったんですね。 歴史を感じる一品です。 …これから小出しにしていく予定の父のコレクションは、全てそんな一品です。 そのお店が今もあるのか調べてみるのも楽しいかも。 ちなみにこの2つのマッチ箱、平成の箱は空っぽですが、昭和30年代の箱は中身がぎっしり詰まっています。 まだ使えるのかなぁ。
父は古いお金も集めていましたが、こちらは家族が知らない間に突然売り払ってしまってました。 惜しいことを…。
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