『長い腕』 という小説を読みました。 友人のブログで紹介されていて、とてもおもしろそうだったので図書館で借りてみたのです。 最初から引き込まれるようにぐんぐん読み進むことができました。 夜読み始めたのですがその日は読み切れず、翌日続きが気になって仕方なくて、昼休みの短い時間も利用してぐんぐん読みました。 冒頭からしばらくは、まったく知らないゲーム製作会社が舞台になっていたのですが、全然知識がないだけにとても興味深く読むことができました。 まぁ、よく理解できないこともありましたが、それは本筋とは関係ないので良いとしよう。 ただ、物語のきっかけになっているゲーム会社での無理心中事件が割とあっさり描かれていたのが、ちょっと不満でした。 途中から田舎の話がメインになってきたので仕方ないのかなぁ、でももう少し丁寧に描かれていたら良かった気がします。 本当にとてもおもしろかったので、この作者の他の本も読んでみたいと思ったのですが、これ以降何も書かれてないんですかね? 検索しても見つかりませんでした。 せっかく横溝正史ミステリ大賞を受賞したんだから、他にも書いてみたら良いのにぃ〜と勝手なことを思う余計なお世話の私です。 まぁ、それでおもしろくなかったら、けちょんけちょんに言ってしまいますけどね (ひどい奴)。 ところでタイトルの 『長い腕』 って何のことだろう? 最後まで読んでもわからなかった私は、鈍感でしょうか。 どこかに書いてありましたっけ? もう忘れちゃった。
本繋がりですが、今日大学の図書館に 『重力ピエロ』 を返却し、予約していた 『チームバチスタの栄光』 を借りました。 市の図書館で借りた時は2週間では読み切ることができなかったので (と言えば聞えは良いが、1ページも読んでいない)、今回は絶対に読み切ろうと思います。
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