「てにをは」 が抜けた文章は読みづらい。
「読みづらい」 で思い出したのですが、最近 「〜しづらい」 を 「〜しずらい」 と書く人が結構いらっしゃるような気がします。 どういう意味なのかを考えれば、自ずとどう書くべきかもわかると思うのですが…。 ら抜き言葉同様、こういう間違いもそのうち当たり前のことのようになってしまうのでしょうか。 私自身、あまり正しい日本語を使っているとは言えないので、あまり偉そうなことも言えないのですが、こういう言葉がまかり通るようになったら、本当に世も末だと思います。 嘆かわしいことです。
夕方歩いて帰っていたら、前方に地面に座り込んでいる中学男子が見えました。 どうやら自転車で転んだらしく、足をさすっているので、立ち止まって 「大丈夫?」 と聞いてみたのですが、痛くて口がきけないのか恥ずかしいのか、もごもご言うばかり。 横で友達らしき子が 「ごめんの、ごめんの」 と言っていたので、自転車同士で接触したのかもしれません。 ズボンをめくって足を触っているので、「血が出ているのならティッシュを…」 と思ったのですが、特に出血もない様子。 そうこうしているうちに、ようやく立ち上がったので、もう一度 「大丈夫?」 と声をかけたら、今度は 「大丈夫です」 と返ってきました。 「もし自転車に乗れないくらい痛いのだったら、家に連絡して誰かに迎えに来てもらった方が…」 と思って、「家に連絡するんだったら、電話を貸すよ」 と言ったら、ちょっとポカンとされてしまいました。 あ、意味不明でしたかね。 失敬。 進行方向から上級生らしき中学男子が 「大丈夫か?」 とやってきたので、「これは、おばちゃんの出る幕じゃないな」 とその場を後にしました。 おろおろして何もできない私より、彼の方がよっぽど頼りになりそうだ。 そこからまた歩きながら、大人らしい対応が何ひとつできなかったことに、自己嫌悪に陥りました。 ああいう場合、どう対処すれば良いのでしょうか? とりあえず、もしもの時のために絆創膏くらいは用意しておいた方が良いのかな。 なーんか、自分の未熟さに改めて気づいたような気がします。 年相応のしっかりした大人の振る舞いがしたいものです。 ふぅっ…。
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