負ける気はまったくしないのに、負けるんだよなぁ。
強風の1日。 雨があまり強くない時間を見計らって、近所のガソリンスタンドに給油に行きました。 週末は特売日で安いので、お盆前に入れておかなくては…と思っていたのです。 「こんな天気だから車も少ないだろう」 と思っていたのですが、意外にもガソリンスタンドは大混雑。 きっと私と同じことを考えている人が多かったのだろうな。 給油だけのために出かけるのもバカバカしい気がしたのですが、こんな強風の日にあちこち出かけるのもどうかと思ったのでそのまま帰宅。 帰宅後、桜庭一樹さんの 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet』 を読みました。 どういう事件が起きるのかが最初に書いてあるので、カウントダウンするような気持ちで読みました。 事件のことはわかっていたのに終盤なんだかとても悲しい気持ちになって、ずっと泣きながら読んでいました。 どうしたんだ、自分? と不思議な気持ちになるくらい泣いた。 年齢的なものもあるのかもしれませんが、主役の2人の女の子より、山田なぎさ (主役の1人) のお母さんに興味を持って読んでしまいました。 10年前の嵐で夫を亡くし、引きこもりの息子 (浪費家) を抱えてスーパーのパートで家系を支えて…とすごく大変な境遇なのに、ものすごく明るいんです。 本当に素敵だな、と思いながら読みました。 ゴシップ好きな一面もありますが、そのくらい良いじゃない! と思った。 そのくらいの楽しみがあっても罰は当たらない。 読み終わった後、山田なぎさの家族の未来のことを考えてしまいました。 幸せになってほしいです。
|