3月23日は例年通り、広島大学の卒業式でした。毎年、卒業式は特別な日ではあるのですが、今年はまた一段と特別な日とならざるを得ませんでした。
今年は卒展と論文発表会は辛うじて開催できたものの、例年であれば、追いコンがあったり、謝恩会もあったり、卒業生とゆっくり話をする機会もあるのですが、今年はそのようなイベントはすべてキャンセルされてしまいました。
今年の卒業生は、チューターをしていたこともあり、もう少しゆっくり話ができればよかったのですが、それができませんでしたので、今年はこちらにメッセージを残しておこうと思います。
「NEWS」カテゴリーアーカイブ
ミライノ+
11月8日に、デザイン研究室が東広島市産業振興課と共同で施設コンセプトづくりと基本設計を行った、東広島イノベーションラボ ミライノ+がオープンしました。
東広島市からさまざまなイノベーションを生み出すための活動・情報発信拠点として、また来年からは、f-bizをモデルとした中小企業・作業支援センターHi-bizの相談拠点・事務所としても利用されます。
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東広島市の産業振興課とデザイン研究室の共同研究として基本設計に取り組んでいる、東広島イノベーションラボ ミライノ+のデザインワークショップを行いました。
修道大学の学生のみなさん、デザインゼミのメンバー、産業振興課のみなさん、商工会議所のみなさんと一緒に、うだるような暑さの中まち歩きをした後で、ラボが開設される現地のスケルトン状態の会場で、修道大学の木原先生のファシリテーションのもと、インテリアの空間イメージについてのアイディア出しをしました。
出された意見を実際のインテリアの設計に反映させながら、秋のオープンを目指します。
制作展を開催しています
4年生の卒業制作展の予行演習とも言える、制作展を大学会館で開催しています。
今週いっぱい大学会館にて、その後会場を学生プラザに移して引き続き開催されますので、お近くにお越しの際はぜひ会場に足をお運びください。
釀華町交流会
3/2に広島大学フェニックス協力会、東広島市役所広大会、千田塾の共催により開催された、釀華町交流会にお招きいただき、デザインと産学連携と題して講演を行いました。
東広島市との政策課題共同研究の報告を兼ねた講演でもありましたが、デザインで大学とどのように連携するかという点に関して、これまでの試行錯誤もふまえてご紹介しました。
新たな共同研究につながる出会いもあり、お越し下さった皆様、交流会を企画していただいた皆様にお礼申し上げます。
第二部の親睦会では、学生からのビジネスプランの発表もあったのですが、造形の大学院生がロゴを考えた事業であったりなど、なかなか面白かったです。
広島ブランド
「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募2018」は広島にちなんだ物事にまつわるデザイン案を募集し、すぐれた作品を展覧会として紹介するオープン・プログラムです。
情報源: ゲンビ「広島ブランド」デザイン公募2018展 – 広島市現代美術館
研究室に所属する学生たちと取り組んでいた上記コンペに研究生の姜さんが入選、審査員賞である貞廣一鑑賞を受賞しました。
おめでとう!時間をかけて取り組んだ甲斐がありました。
今後も続くことができますように!
東広島市との共同研究
今年度は、東広島市との共同研究として、市内の中小事業者の生産性(特にデザインやブランド力の面での)向上の取り組みに協力しています。
着任以来、これまでも県内の企業の方々と共同研究を実施しておりますが、やはり多くの中小企業のみなさまにとって、広島大学との共同研究は敷居が高く、また、特に私のような分野での共同研究の可能性に関する認知度も低いことから、より多くの協働の機会を掘り起こす必要性を感じていました。
今回の東広島市との共同研究には、こうした課題を解決するきっかけになればという思いで取り組んでいます。 続きを読む 東広島市との共同研究
文化の祭典
別件で用事があって立ち寄ったアステールプラザで、広島市の文化の祭典・総合文化祭(中学校の部)の展示が行われており、市内の中学校の美術や技術、家庭、社会科などの授業の成果が展示されていました。
広島大学の実習は附属にしか行かないので、公立の学校でどのような授業が行われているのか、なにをどこまでできるのか、理解するのにとても良い機会でした。 続きを読む 文化の祭典
ISAIA2018
10月23日から26日まで、韓国のピョンチャンでひらかれていたISAIA(The International Symposium on Architectural Interchanges in Asia)に参加してきました。2年ごとに日本・韓国・中国の建築学会が持ち回りで開催しており、今年は韓国での開催でした。
オリンピックの開催地とはいえ、ピョンチャンって一体どこ?という感じで、交通手段もいまいちよくわからず、スケジュール的にもいろいろと調整が必要であったりしたので、実はアブストラクトを出した論文の発表を取り下げて行くのをやめようと思っていたのですが、デザインセッションに推薦したから発表するように、というお達しをいただきましたので、それならなんとかなるかなということで、不在中各方面にご迷惑をかけることにはなりましたが、参加することにしました。
NeeSe
このたび、廿日市市の株式会社タハラ様との共同研究事業から生まれた、昇降時の負担を軽減できる階段「NeeSe」が、2018年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
先日の豪雨災害においても、階段を登ることができずに亡くなった方が多数いらっしゃったとのニュースがあったばかりですが、この階段は、高齢者や年少者など、さまざまな身体条件をもつ方々に対して昇降時の負担を軽減することを目指して開発されたものです。 続きを読む NeeSe