地元テレビ局の試写会に当選したので、7日公開の 『ジェネラル・ルージュの凱旋』 を一足お先に鑑賞させていただきました。 公開前の映画なので、ネタばれしないように気をつけますが、ネタばれになりそうなところはフォントの色を変えておきますです。 ドラッグしてお読みください。
2時間超の映画でしたが、長さをあまり感じませんでした。 あっという間の2時間だった。 そして、とても面白かった。 前作 『チーム・バチスタの栄光』 を昨夜テレビで観たのですが (予習ね)、佐野史郎さんや玉山鉄二くんの姿が妙に懐かしく、旧友に再会したような気分になりました。 昨夜観たばかりだってのに。 阿部寛さんは…何と言うか、『トリックシリーズ』 の上田…ですよね。 失礼ながら、違いがよくわかりませんでした。 違うんでしょうけど。 一番意味深な演技をしていたのは、貫地谷しほりちゃん。 常に何か言いたそうな顔をしているのに、結局最後まで何も言わないんですよね。 何だったのでしょうか、単なるミスリードだったのかなぁ(ここまで伏せ字)。 これはちょっとガッカリでした。 後半のクライマックスは、ショッピングセンターで起きた炎上事故の被災者が大量に搬送されてきて、病院の全スタッフを集め、休日のスタッフも招集し、ロビーで応急処置を行うシーンだったのですが、これはもう本当に圧巻でした。 ふと、地下鉄サリン事件や福知山線脱線事故の時の病院もこんな感じだったのではないだろうか…と考えたら、胸が苦しくなって涙が出てきました。 一番印象的だったのは、トリアージの厳しさ。 一度 「黒タグ(死亡)」 をつけたら、家族がどんなに泣いてすがってもその判定を覆さない意志の強さに、救急医療の現場の厳しさを垣間見たような気がしました。 情に流されてはいけないんですよね。 厳しいなぁ。 そんな風に辛いシーンもある映画でしたが、もう一度観たいような気がしています。 おもしろかったですよ、本当に。
エンドロールの 「照明助手応援 (だったと思う)」 に 「泉谷しげる」 という名前があったような気がします。 まさか…、そんな…。
さて、試写会に参加するのは初めてだったのですが、なんだかおもしろいですね。 今回のスポンサーは、シマヤさん (招待していただいたので、敬称をつけてみた) だったのですが、まずシアターの入口でお土産をいただきました。 こんなの。
そして映画上映前に、地元テレビ局のアナウンサー (天野陽子さん) が登場し、そのお土産の説明をしてくださるんです。 ちなみに今回の3点セットの売りは 「無添加」 のようです。 そこを強調されていました。 映画の後、ショッピングモールの中を少し歩いたのですが、このグリーンの袋を持った人を見かけると、「あ、あの人も試写会に…」 と思って、ちょっとおかしかったです。 これからも興味のある映画の試写会には応募してみよっと。
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