現実と向き合い,方向性が見えてきました。
連休最終日は引きこもり。 朝からずっと雨でしたしね。 雨だから仕方がないとは言え,やはりカープの試合がないとつまらない。 天候ばかりはどうしようもないですね。 さて,昨夜から読書三昧。 昨夜は坂井希久子さんの 『ねじり梅 花暦 居酒屋ぜんや』 を読みました。 安定のおもしろさ。 …ではあるのですが,どうもきな臭い展開で,先が心配で仕方がない。 このシリーズをこんなに不安な気持ちで読み終えるのは,めずらしい気がします。 前シリーズでは何度かあったような気がしないでもないですが。 展開が不安なことはさておき,料理はいつもどおりで美味しそうでした。 美味しい魚が食べたくなった。 私はやっぱり肉より魚だな。 …と書いて思い出したのですが,以前ドクターごはんの自販機で出てきた牛肉のソテーを,昨夜いただきました。 野菜サラダにのせて,食べた。 塩加減がちょうど良くて,美味しかったです。 昨夜は魚介欲は牡蠣のアヒージョで満たしたのでした。 バゲットがいい仕事をしてくれました。 …あぁ,なんだかお腹が空いてきた。 読書の話に戻ります。 今日はまず相沢沙呼さんの 『invert 城塚翡翠倒叙集』 を読みました。 前作がとてもおもしろかったのでかなり期待していたのですが,ちょっと私には合わなかったようです。 一話目から微妙な感じだったのですが,二話目も 「うーん…」 という感じで,三話目はギブアップ。 倒叙ミステリって,話の進め方が相当上手でないと難しいですね。 はい,個人の意見です。 気を取り直して,宇江佐真理さんの 『卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし』 を読みました。 何年も前からずっと気になっていたのですが,なかなか機会に恵まれず,ようやく読むことができました。 一話目の 『秘伝 黄身返し卵』 に関しては,つい先日テレビでその作り方を観たばかりだったので,「あー,違う,それ」 と思いながら読みました。 タイムスリップして,作り方を教えてあげたい。 …正確にはおぼえていないけど。 舅忠右衛門の優しさに,時折切ない気持ちになりながら読み進めたので,終盤の展開には言葉を失いました。 どうしようもなく悲しい気持ちで読み終えた。 でも奇跡を信じる気持ちもあるので,泣きはしませんでした。 連休をこんな気持ちで終えるのはどうなんだろう? と思わないでもないのですが,仕方がない。 今夜観るテレビで,少しでも楽しい気持ちになれますように。 しっかり休んだので,明日からまた仕事を頑張りましょうっ!
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