梶原行夫/News
2024.12.25
11月より、3年生2名が研究室に配属となり、卒業研究を開始しました。
久しぶりの卒検生で、賑やかになっています。
10月末、J-PARCにて「1 MWパワーで探れ、非晶質の中の小さな不思議」と題したWorkshopが開催され参加しました。
発表は、質疑も含めて非常に活気にあふれており、非常に有益な会議でした。
特に初めて聞く研究内容も数多く、刺激になりました。
私自身も「ゆらぎに着目した液体研究」として発表を行い、これまでの液体研究を俯瞰しつつ、現在転換点にあり新たな方向性が必要であることを指摘しました。
理解してくれた方も多くいたように思います。
9月、東北大学の星野大樹先生に集中講義に来ていただきました。
「ソフトマテリアルの構造とダイナミクス」と題して、ソフトマテリアルの基礎から、X線などを用いた構造解析/ダイナミクス測定について、わかりやすい授業を行っていただきました。
また研究者向けに、XPCS(X線光子相関分光法)法を用いた最先端の研究成果についても紹介していただきました。
ありがとうございいました。
2024.06.22
尾道北高校にて、出張模擬講義を行いました。
タイトルは「液体の物理学〜実はとっても不思議な液体、水〜」(スライド)
内容は、確立した物理学の知識の伝達ではなく、現在進行形の研究トピックスへとつながるものにしました。
メモを取りながら熱心に聞いてくれている生徒さんもいて、研究の臨場感も十分伝わったのではないかと思います。
(※写真の発表者は私ではなく2人で行った講義のもう一人の先生。私の写真は無かった。。。)
2024.06.04
今年度も新たな授業や業務が増えており、忙しい毎日です。
その中で1年生向けの「教養ゼミ」の授業は、学生の自主的な学びを促すPBL("Problem-Based Learning")学習で、通常とは異なる初めての授業で非常に新鮮でした。
こちらも事前に「ファシリテータ」講習会を受講した上で授業に望み、勉強になりました。
2ヶ月間、やる気に満ちた(必ずしも授業に対して、ではないですが)新入生に向かえたのは、非常に楽しかったです。
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液体テルルの不均質性に関する論文が公表されました。
実験は5年ほど前に行ったものでしたが、論文公表に手間取っている間に、後から類似の実験を行った別の研究者に先に論文を発表されてしまい(とは言え私も共著でしたが)、査読を通すのに一苦労しました。
前回に続き、懸案の論文が終わったので、また次の論文執筆へと進みたいと思います。
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