よく眠ったけど,いろいろな夢を見て結構疲れました。 結果,眠った割に疲れがとれていない。
今日は恩田陸さんの 『puzzle』 を読みました。 関根春が出てくる作品が読みたかったので検索して読んだのですが,恩田陸さんの作品らしく文章はとても読みやすかった。 短い作品だということもあり,すいすい読むことができました。 内容もおもしろく,「真相は一体どういうことなんだろう?」 とわくわくしながら読み進めたのですが,ちょっとこじつけが過ぎるというか,都合の良い終わり方だなと思ってしまいました。 関根春が登場する作品は他にはないのかなぁ。 続きまして,柚木麻子さんの 『その手をにぎりたい』 を読みました。 美味しそうなお鮨がたくさん出てくる小説。 実際に食べる機会はなさそうなので,想像だけをどんどん膨らませながら読みました。 内容はおもしろいのだけど,主人公の女性は嫌いです。 自分の欲のためなら手段は選ばない,貞操観念も低い,というのが嫌。 「最近こういうタイプの女性が出てくる小説を読んだ気がするなー」 と既視感に襲われていたのですが,それが同じく柚木麻子さんの 『私にふさわしいホテル』 だったことを思い出しました。 こういうガツガツした女性は,私は苦手です。
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