鼻炎の症状は,少し落ち着きました。
3連休最終日。 結論から言うと(何の?),衣更えはしませんでした。 昨日歩きにくい靴で長時間歩き回ったせいで太ももと腰が痛くなり,夜中に目が覚めて眠れなくなって寝不足気味なのと,前回の衣更えで入り切らなかった服が引き出しの奥の方に何着かあるのを確認して,今週4日間は何とかやり過ごせる見込みがついたのがその理由です。 ま,要はただただだるかった。 買い物に出かけようと外に出たら,駐車場の車があまりに少なかったので,「本当に今日は休みなのか?」 と少し不安になりました。 普段は在宅率が高いのに,みんな揃ってどこに出かけたのか。 大学の近くを通りかかると,生物生産の駐車場に意外と車が停まっているのが見えて,また不安になる。 でも,東口のゲートが開いているのが見えて,ようやく安心することができました。 心配性で困ります。 さて今日は,昨日読み始めた津村記久子さんの 『とにかくうちに帰ります』 を読み終わりました。 あー,おもしろかった! 前半の 『職場の作法』 は,一体どういう職種の会社なのかさっぱりわからないのですが,そこもなんだかおかしいし,人間描写が秀逸なので本当に楽しめました。 その中の 『小規模なパンデミック』 に,「次の日に出社すると○○さんが休んでいた。 病欠らしい。 詳しいことは訊かないけれども,やはりインフルエンザだろう。」 という記述が繰り返し出てくるので,「清々しいほどのコピペだな」 とにやにやしてしまった。 語り手がちょっとドライな感じもおもしろいんですよね。 表題作はまた違う会社の話だったのですが,主に3人の心のつぶやきのような構成で,ある意味群像小説だったので楽しめました。 こういう豪雨のような非常時に,普段気づかない同僚の一面に気づくのも良いな,と思いました。 みんな,無事にうちに帰れていますように。 次に何を読もうかと考え,図書館で借りてきた津村記久子さんの他の小説が浮かんだのですが,あまり続けて読むのももったいない気がして,遂に京極夏彦さんの 『鵼の碑』 を開きました。 あ,実は最初の方だけ先日ちらっと読んではいたのですが,ようやく本格的に読み始めた。 まだ何も事件が起きていないので(表面的には),淡々と読み進めています。 複数の話が同時進行(でもないのかもしれませんが)で起きているので,どこで繋がるのか気になります。 大きく話が動かないと,ちょっと退屈しちゃうな。
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