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『広島電鉄殺人事件』
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『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』
最後までハラハラさせてくれるぜぃ。

昨夜太田紫織さんの 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先』 を,今日は 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音』 を読みました。 最近このシリーズばかり読んでいる,読みすぎている。
正太郎の高校での話を読むと,「青春だなー」 と少し羨ましくなります。 青春って良いことだけじゃなく,嫌なこと,辛いこともいっぱいあるんですよね。 百合子がメインになっている 『アサヒ・ブリッジ・イレギュラーズ』 がまさにそんな感じだった。 あと,『ウラトオモテ』 も。 後者はそうは見えない人の優しい思いやりが隠されていて,すごく良かった。 青春だー。
正太郎と櫻子さんが自分の思いをきちんと話すことができたのも,本当に良かった。 耕治さん,グッジョブ!
札幌,旭川,美瑛の位置関係がわからないので,北海道の地図がほしい…と思いながら読みました。 地図帳がほしい。
2018年04月15日(日)   No.5291 (本)

『広島電鉄殺人事件』
野球もサッカーも絶好調!

デルポトロ選手,無念…。

近所のスーパーの朝市に向かう途中で庭仕事に精を出す大家さんのご主人に,行った先の朝市で大家さんの奥さんに遭遇しました。 大家さん日和だ。
3月最後の週末に,こんな風に大家さんが安穏とされているということは,うちのアパートの住人に変動がないということなのでしょうね。 また空き部屋が出なくて,良かった良かった。
前回味をしめて楽しみにしていた朝市ですが,期待が大きすぎたのか今日はそれほど…でした。 きのこ類が安かったので,エリンギ,しいたけ,霜降りひらたけ,あとトマトを購入。 美味しくいただきます。
さて,今日は西村京太郎さんの 『広島電鉄殺人事件』 を読みました。 ご当地ミステリーですね。
おもしろかったのだけれど,結末が…。 十津川警部シリーズはあまり読んだことがないのですが,いつもこんなにふんわりと終わるのでしょうか? ネタバレになるかもしれないので,ちょっと伏せ字。 「真相が明らかになると良いね」 的な終わり方に,ちょっとぽかーんでした。
小説の中で起きる殺人事件も,タイトルに 「殺人事件」 をつけるためにとりあえず誰か殺しておかなくちゃね,という感じだったので,「をいをい…」 と思いました。
この作品を教えてくれた同僚の話では,新聞に載っていた読者のレビューも 「グリーンムーバーのことがわかって,おもしろかった」 みたいなものだったようなので,そういう情報を楽しむ作品なのかもしれません。 私も広電の路面電車の歴史を知ることができて,楽しかったです。 宮島から広島駅に行くのなら,JR の方が速いんじゃないかと思いますけどね。
「こんなタイトルの小説を書いて,広電から苦情がこないのか?」 と思ったのですが,社長をはじめ,社員の方たちをすごく好意的に描いていたので,その心配はないのかもしれません。 本当の社長もこういう人柄であってほしい。
2018年03月31日(土)   No.5277 (本)

『パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子』 他
今日は布団を干せるかと思っていたのに…。 残念。

今日はまず内藤了さんの 『パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子』 を読みました。
藤堂比奈子シリーズのスピンオフ作品で,石上先生の若い頃の話なのですが,若い石上先生をイメージすることがなかなか難しくて,ちょっと苦労しました。 まぁ,今の石上先生を知っているわけでもないのですが。
石上先生とガンさんの出会いを知ることができて,良かった。 その後,ああいう関係になっていったのか…と思うと,なかなか感慨深いものがあります。 ラストのチョコレートのくだりもすごく良かった。
うーん,またシリーズを最初から読み返したくなりました。 石上先生に対する見方が少し変わるかもしれません。
続いて,東野圭吾さんの 『祈りの幕が下りる時』 を読みました。 2度目です。
はぁ…,2回めでもやはり悲しい。 友達は映画を観て,泣いたらしい。 きっとよく描けているのだろうな。 あぁ〜,読み返す前に映画を観た方が良かったかも。
どうでも良いことですが,こちらの作品にも 「パンドラ」 というワードが出てきました。 うーん,今日はそういう日か。 …って,どういう日だ?
2018年03月18日(日)   No.5265 (本)

残り 1/4
相手も必死だからね。

『七度狐』 を読んだ後の 『笑点』 は,ほのぼのしていて心がじんわりしました。
今日も木久扇師匠が可愛かった。

中山七里さんの 『翼がなくても』 を読みました。
事故で左足を切断した女性が心身ともに再生していくストーリーだと勝手に思っていたので,犬養隼人が出てきて本当に驚きました。 ミステリーの要素もあったとは。 …あ,今 Amazon の内容紹介を見たら,書いてありましたね。 見ずに読んで良かった。
その内容紹介にもありますが,御子柴礼司の名前も出てきた時は,思わず 「うわっ」 と声が出た。 これは本当に予想外。 犬養隼人と御子柴礼司の2人が出てくるだなんて,ちょっと豪華過ぎませんか? びっくりしたな,本当に。 でも,メインがやはり再生のストーリーだからか,2人の良さが活かせていないというか,すごくもったいない気がしました。 御子柴礼司もちょっと丸くなりましたよね。 御子柴もまたほんの少し再生したのかな。
真相を知ってじわーっときたのですが,虚しさも残りました。 気持ちはわからないでもないけど,そういうやり方は良くないよ。 でも,仕方ないか。 はぁ…。
2017年10月01日(日)   No.5114 (本)

『ジェリーフィッシュは凍らない』 他
あと一歩だった…。 でも次に繋がる攻撃だった。

天気が良いので,布団を干しました。 あと,部屋の敷物を冬用から夏用に替えました。
まだファンヒーターを使っているし(入れている灯油を使い切らなくては),毛布も使っているけど,敷物だけ夏気分です。 冬用は明日洗濯できるかな。

今日はまず,市川憂人さんの 『ジェリーフィッシュは凍らない』 を読みました。
一気に読みましたが,なーんか釈然としないような…。 あの部分はアンフェアだと思ったし,あのことについて他の人が何も言わないのもなんだか不自然。 うーん…。
ま,いっか。
続いて,近藤史恵さんの 『マカロンはマカロン』 を読みました。
久々のビストロ・パ・マルシリーズだったので登場人物に関する記憶がシェフ以外は皆無だったのですが,気にせず楽しく読むことができました。
真実がわかって良かったと思う話もあれば,真実を知ってちょっと切なくなる話もあり,ビストロ・パ・マルを訪れた人たちのその後のことも気になりました。
日常の謎,というほどミステリ感は強くありませんが,その分気楽に読めて良いと思います。 まだ続きそうなので,安心しました。 …でも,次は何年後だ?
2017年04月30日(日)   No.4974 (本)

『遠まわりする雛』
「却下するにしても言い方があるだろう」 という言葉で目が覚めました。
私はいったいどんな夢を見ていたのでしょうか?

昨日と打って変わって,良い天気。 冬物の残りを洗濯することができました。
でも,厚めのパーカーのフード部分がまだ半乾きなので,衣更えはまた後日。

米澤穂信さんの 『遠まわりする雛』 を読みました。
おもしろかった。 青春…ですね,眩しい。 あの瑞々しさが羨ましい。
このシリーズは一部を除いて恋愛の要素がないのが良いと思っていたのですが,その一部(里志と摩耶花)の関係が明らかになって,少しすっきりしました。 里志の言いたいことが私にはよくわからなかったけど,摩耶花がそれを理解しているのなら良いではないか。
恋愛の要素がないのが良いと思っていたけれど,最後は思わず 「わー」 と声が出た。 わーわーわー。 良いです,許す(何様?)。
あぁ〜,早く次を読みたい。 でも次を読んでしまうと,残りがあと1冊になってしまう。 もっとこの世界を味わいたいので,それももったいない気がします。 あぁ,悩ましい…。
2017年04月16日(日)   No.4961 (本)

『クドリャフカの順番』 他
負け無しの1週間。

昨夜,米澤穂信さんの 『クドリャフカの順番』 を読み終わりました。
おもしろかった〜。 なるほど,そういうことか。 私もあれは読めなくて,「どこかでルビが振ってあった?」 とページを遡って探してみたのですが,見つけることができなかった。 でも,そういうことなら,わざと振っていなかったってことですね,きっと。 なるほどなるほど。
それにしてもあんなことを思いつく人もすごいけど,それを見破る奉太郎もすごい。 一体頭の中はどうなっているんだ?
高校の文化祭が舞台になっているので,読みながら自分が高校生の時の文化祭のことを思い出しました。 1年の時は教室で何か(担任が現代社会の先生だったので,それ関係)の展示をし,3年の時は模擬店でおでん屋さんをやった(うちの文化祭は9月です)。 でも,どうしてだか2年の時に何をやったのかが思い出せない。 一生思い出せないような気がするので,無理に思い出すのはやめておきます。

今日は柚月裕子さんの 『検事の死命』 を読みました。
『本懐を知る』 の完結編にあたる 『業をおろす』 には涙涙。 真実を明かされたことが佐方貞人の父にとって良いことなのかどうかはわからないけれど,それによって祖父母の心が救われたことが本当にうれしかった。 これからは堂々と胸を張って生きていってほしいと思います。
『死命を賭ける』 と 『死命を決する』 は,「佐方貞人が失敗するはずはないのだから,きっと大丈夫…」 と思いつつも,やはり読んでいてドキドキしました。 些細なことを見逃さない佐方貞人の鋭い洞察力は本当にすごい。 もっと彼のエピソードを読みたい,と改めて思いました。 でももう全部読んでしまった。 柚月裕子先生,続編をお願いします。

あと,たかぎなおこさんの 『おまつり万歳!』 を読みました。
たかぎなおこさんの本を読むと,いつもほんわかした気持ちになります。 お人柄が出ているんですよね。
全国にはいろいろなおまつりがありますね。 私も久しぶりにおまつりに行ってみたくなりました。 近いところだと,5月のフラワーフェスティバル? まぁ,気が向いたら…ってことで。
2017年04月09日(日)   No.4955 (本)

『国境事変』,『LEAK』
布団を干したかったのに,曇り空でガッカリ。

昨夜,日中から読んでいた誉田哲也さんの 『国境事変』 を読み終わりました。
警察小説ですが,今回は公安がメインとも思えるような作品だったので,公安を舞台にした他の小説も読んでみたくなりました。 公安嫌いの東と公安が協力…とまではいかないけど,ちょっと組むのも意外でした。 相手が公安の姿勢に疑問を持つ川尻だったからうまくいったのでしょうか。 あ,そう言えば先日読んだ 『硝子の太陽 Noir』 に誰か公安の刑事が出てきたなぁ…,誰だったっけ? あぁ,読む順番が逆だった…。
どんなに凄惨な死体の描写を読んでも割と平気なのですが,人が死んでいく描写を読むのはやっぱり辛い。 ラストはぽろぽろ泣きながら読みました。 特に何の罪もない人が殺されてしまうのは辛いな…。
そして,続けて読み始めた内藤了さんの 『LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』 を今日読み終わりました。 こちらは凄惨な死体描写のオンパレード。 今回も凄かったけど,想像できないほどの凄惨さなので,割と平気です。 毎度のことながら,よくこんな犯罪を思いつくなぁ…と感心します。
こちらもラストは切なかった。 「こんなに印象的な描かれ方をして,無関係なはずはないよね」 と思っていた人がやはり関わっていて,「やっぱりね」 と思うと同時にちょっと意外な気がしたりもしました。 一瞬,「ん? 良い人? 悪い人? どっち?」 と頭が混乱したりもした。 最初の登場場面で,「もしかしたら悪人かも」 と思ったのが原因かもしれません。
最後の手紙は次作へのプロローグ? 実は,次作も借りているんですよねぇ〜。 あぁ,読むのが楽しみ。
2017年02月26日(日)   No.4917 (本)

『人魚の眠る家』
毎年のことですが,野球が終わるとさみしい。
今年はいつもより長く応援できたのは良かったけど,やっぱりさみしいです。

今日は東野圭吾さんの 『人魚の眠る家』 を読みました。
今作のテーマは 「脳死」。 昨日読んだ 『難民調査官』 同様重いテーマで難しかった。 でも,東野圭吾さんの文章なので,難しいながらも読みやすくて良かったです。
脳死を経ての臓器提供って,難しい問題ですよね。 本人が意思表示をしているならともかく,小さい子どもの場合は親が決めないといけない。 そんなの決められるわけがないですよね…。 今作のように何かきっかけがあれば決心しやすいのだろうけど,そういうケースは稀だろうし。 そう考えると,ほんの少しだけど救いがあったのかもしれない。
いろいろ考えさせられる小説でした。 …休日なのに,全然気持ちが休まらん。 今夜も夢見が悪いかもしれません(昨日は悪かった)。 ちょっとのほほんとした小説を読みたいです。
2016年10月30日(日)   No.4809 (本)

『さよなら妖精』
今日も勝つ!

米澤穂信さんの 『さよなら妖精』 を読みました。
登場人物が高校生なので,描写の一つ一つがなんだか眩しくて,自分が高校生だった頃を思い出しながら読みました。 「青春だなー」 と暢気に思いながら読み進めた,途中までは。
途中でふと1991〜1992年という時代と,ユーゴスラビアという設定の意味に気づいて,急に涙が出てきました。 そこから先は,「結末を知りたくないな…」 と急に重苦しい気持ちになって読み進めました。 時折,「私が思っているような結末になるとは限らないし!」 と無理に気持ちを盛り上げたりもした。
ネタバレになるので結末については書けませんが(Wikipedia ではガッツリネタバレされていて驚いた。 先に読まなくて良かった…),マーヤとの出会いは守屋たちにとってすごく意味があることだったのだろうな…と思いました。 この出会いは,彼らの将来にも影響を与えたんじゃないかと思う。 うん。
それにしても米澤穂信さんは,高校生の描写が上手だな,と改めて思いました。 古典部シリーズも読んでみたいのですが,なかなか機会がありません。 きっとおもしろいのだろうな。
『さよなら妖精』 を読んだので,前から気になっていた 『王とサーカス』 を読むことができそうです。 いつのことになるかわかりませんが,楽しみです。
2016年10月23日(日)   No.4801 (本)

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