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2007年09月23日(日)
『恋するマドリ』
2007年09月17日(月)
今日は2本
2007年09月02日(日)
趣味 : 映画鑑賞
2007年08月14日(火)
『夕凪の街 桜の国』
『アヒルと鴨のコイン..
2007年05月23日(水)
『東京タワー オカン..
2007年04月18日(水)
『蟲師』
2007年01月21日(日)
『暗いところで待ち合..
2006年12月03日(日)
『太陽』
『パビリオン山椒魚』

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『恋するマドリ』
晴れたり曇ったり、そして雨が降ったり。
朝、布団から出る前は晴れていて、出たら曇り、しばらくしたらまた晴れてきたので、慌てて敷きパッドとタオルケットを洗濯しました。 一応乾いた。 今夜は気持ち良く眠れるかな。

恋するマドリ』 を観てきました。 初めてサロンシネマのレイトショーを経験。 日曜の夜のレイトショーは何だか少しさみしいな。 終わって外に出たら、ほとんどのお店が閉まっているので。 平日はもう少し開いているのでは?と思ったりしましたが、そうでもないのかな?
『恋するマドリ』、ストーリーは平凡。 特に目新しいことは何もなし。 新垣結衣ちゃんと菊池凛子ちゃんの可愛らしさとファッションと、素敵な小物と、ところどころに折り込まれている小ネタを楽しむ映画だと思いました。
小ネタは本当におもしろくて、時折 「ぶっ」 と吹き出しそうな場面もあったのですが、あまり笑い声は聞こえてこなかったように思います。 空いていたからあまり聞こえてこなかっただけなのかな。 内海桂子師匠も良い味出してたなぁ。 近所にあんな方が住んでらしたら、すごく心強いように思います。 空港のシーンはかっこよかった (ここも 「ぶっ」 ポイント)。
残念だったのは、『恋するマドリ』 というタイトルにも関わらず、あまり間取りの話が出てこなかったこと。 間取り好きの私としては、非常に残念でした。 でも何だか引っ越したくなったなぁ。 最近引越し熱がものすごく高まっています。 ベランダの水漏れのこともあるので、余計に高まっています。 引越しの際は、私もヘラクレス運輸にお願いしたい気分です。 気は優しくて力持ちのヘラクレス運輸、最高。 「物を壊すのはリングの上だけー (レスラーが運営している運送会社なので)」 って言いながら、いきなり食器を割って、みんなで集まって相談しているのが可愛かった。

おっ、もう2時か。 休みの前日だからこそできる夜更かし。 今日はもう少し楽しもう。
2007年09月23日(日)   No.1219 (映画)

今日は2本
今日も蒸し暑い1日。 夜、久しぶりにエアコンを入れてしまいました、ドライですが。 設定温度は28度だけど、ちょっと寒いかも。
今日は広島市内に映画を観に行ったのですが、帰りに鷹野橋から紙屋町まで歩いたら首筋に汗が流れました。 あまりに蒸し暑いので、紙屋町から駐車場までは市電に乗ろうかと思ったのですが、紙屋町から八丁堀までうろうろ歩き、結局そのまま駅まで歩いてしまいました。 八丁堀まで歩いたら、あとはすぐなので。
デパ地下で買い物して帰宅後、留守電のランプが点滅していたので再生したら、延々保留音 (グリーンスリーブス) が流れた後、「お電話の方はピーッという音の後にメッセージを、FAX の方は送信してください」 という声が流れました。 …留守電返しかよっ!
気づいたのは今日ですが、メッセージが録音されたのは木曜日のようです。 間違い電話だろうな。
さて、以下に今日観た映画の感想を。 ネタバレがあります。 毒舌はそんなにないと思います。





私たちの幸せな時間
初めての韓流映画です。 とても良い映画でした。 途中何度もハンカチで目を押さえてしまいました。 1人で観ていたら、絶対に声をあげて泣いてしまったと思う。 思い出してもまたうるうるしてしまいます。
死刑囚 (ユンス) と自殺未遂を繰り返す元歌手 (ユジョン) が心を通わせていく物語。 最初は嫌々面会に応じていたユンスと、同じく嫌々行っていたユジョンが、面会を楽しい時間だと感じるようになっていく様子がすごく良かった。 ユンスを担当する刑務官 (イ主任) もすごく良い人で、ユンスはこの人に担当してもらって本当に良かったなと思いました。 ユンスの死刑執行の告知を見て、ショックを受けるイ主任の表情が忘れられません。
ユンスの同室の受刑者もすごく良い人たちで (その部屋の死刑囚はユンスだけ)、食事中に刑務官が死刑執行のためにユンスを迎えに来た時 (「面会だ」 と偽ってやってくる)、「面会日じゃないのに」 と戸惑うユンスに、最初は 「ユジョンさんじゃないの?」 なんて冷やかしていたのに、死刑執行だと気づいた途端全員しんみりして。 その空気に耐え切れず、ごはんを喉に詰まらせたユンスがお茶を飲みながら 「死ぬかと思った」 と冗談を言って周囲を和ませようとするのがたまらなかった。 良い人すぎるよ、ユンスも。
死刑執行の時、どうしてもボタンを押すことができない刑務官の姿を見るのも辛かった。 そのシーンの少し前に、別の死刑囚の刑を執行した後の刑務官達が辛い胸のうちを明かすシーンがあったのですが、彼らも人間だから、自分が押したボタンかもしれない…と思うと本当にやり切れないのでしょうね。
思い出すと本当に泣きそうなのであまり詳しくは書きませんが、ユジョンがユンスにプレゼントしたポラロイド写真の中の1枚にユンスが書き込んだ言葉が本当に切なかった。 鈍感な私はどうしてその写真を選んだのか、パンフレットを見るまで気づきませんでした。 気づいたら余計に切なくなった。
本当に良い映画でした。 本当に本当に観て良かったと思います。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
先の映画とは全く違うタイプの映画です。
演技なのか素なのかよくわからないサトエリの勘違いっぷりがすごかった。 絶対近くにいてほしくないタイプ。 勘違いしている上に (勘違いしているからか)、態度でかすぎ。 家族が甘やかせすぎなんだよ、ったく。 まぁ、機嫌を取らないとすぐに暴力を振るうから、どうしようもないんでしょうけど。 ホント、どーにもならん勘違い女です。 でも、ラストシーンで妹に 「あたしのことを描くなら、最後までしっかり見て。 これからが面白いんだから!」 みたいなことを言ってのけたシーンは良かったな。 「俺の生き様を見ろ!」 みたいで。 実際何を見せるつもりだったのかは謎ですが。
兄嫁役の永作博美ちゃんがすごく可愛かった。 今まであまり好きじゃなかったのですが、今回の映画の役は好きでした。 お人好しすぎて損ばかりしているタイプなのですが、彼女の言動の一つ一つが本当におもしろかった。 最後の最後に旦那さんと心が通い合ったような気がして、ちょっと救われました (これは私の勘違いかもしれませんが)。
妹役の女の子も可愛かったなぁ。 夏休みにどこでバイトをしていたかが最後の最後にすごいスパイスになっていて、「そうきたか!」 って感じでウケた。
エンドロールで流れたチャットモンチーの歌も、映画の雰囲気に合っていてすごく良かった。 帰ってからなんとなく口ずさんでしまっています。
それにしてもこの映画は、男性客が多かったなぁ。 みんな、サトエリ目当て? アキバ系っぽい人が多かったです、あと年配の男性も多かった。 アキバ系の人たちの中にいた裸の大将みたいな男性が、私と同じバッグを持っていたのがものすごくショックでした。 HIROKO KOSHINO SPORTS ってそっち系? あー、めちゃくちゃショック。 でもこれからもそのバッグは使うけど。
2007年09月17日(月)   No.1214 (映画)

趣味 : 映画鑑賞
サロンシネマに映画を観に行って来ました。 はしご割引利用で3本! 今まではしごは2本しかしたことがなかったので、新記録です。 今日に限っては、「趣味は映画鑑賞です」 と言い切っても良いでしょう。
でも、最初からちょっとつまずいた。 今日はスタンプがたまったので1本目は無料で観られたのですが、それは招待扱いなので2本目以降にはしご割引は適用されないとのこと。 そう言えば、サロンシネマのエンドマークという小冊子にそう書かれていたのを見たような気がする。 かと言って、1本だけで帰るのもさみしいので、「じゃあ、もう1本だけ観ます」 と言ったら 「何か割引になるものをお持ちじゃありませんか?」 と聞かれました。 そうそう、持ってました、300円割引になるちゅーピーカード (中国新聞のカード) を。 ってなわけで、2本目は1500円で観ることに。 そこで気づいた、「じゃあ、3本目は1000円 (はしご価格) で観られますよね」 「はい。」 ってことで、結局3本観ることにしたのです。 当初の予定より500円upですが、映画3本を2500円で観られると思ったら、かなり安い。
以下、ネタバレあります。




ボルベール<帰郷>
ペネロペ・クルス主演のスペイン映画 (たぶん)。 ペネロペ・クルスがセクシーだった。 映画自体は、ちょっとハラハラドキドキ。
旦那さんの死体を冷凍庫に入れたままレストランを開いたり、そのレストランも隣人が売りに出した物を勝手に使って営業したりしていて、いろんなことにドキドキしました。 途中で隣人とは話がつき、旦那さんの死体も川岸に埋めて一安心。 ようやくほっとすることができました。
ハラハラドキドキがおさまったら、今度は死んだはずのお母さんとの再会。 そして、お母さんが4年前にお父さんとその愛人 (自分に見立てて) を殺したことが発覚。 その愛人はペネロペ・クルスと仲良しの女性のお母さんだったりして、話は複雑。 しかもその仲良しの女性は末期癌で、ペネロペのお母さんが最期を看取ると言い出したりして…。 最終的に、みんなわかりあえた感じ。
「まさか、これで終わりでは…」 と思った瞬間、本当にエンドロールが始まりました。 尻切れトンボのような気もするけど、みんなが分かり合えたから良いのだろうか。 テーマは何だったんだろう…。 母と娘の愛情、女の友情…といったところでしょうか。
女性が観たら、共感できることがいろいろある映画だと思います。 おもしろかった。

キサラギ
おもしろかった! 文句なしに、底抜けにおもしろかった! そして、最後はほろりときました。
夏前に上映された時に見逃していたので、今回は絶対に観るぞ!と意気込んでいたのですが、本当に観て良かったです。 大爆笑というシーンはないのですが、そこかしこに 「くすり」 と笑えるポイントがあって、本当に楽しかった。
からくりに出演者より先に気がついて 「くすり」。 出演者がなかなかそれに気づかないことに 「くすり」。 ようやく気づいて、また 「くすり」 みたいな感じ。 ずっと顔がにまにましてしまう感じでした。 でも、最後はしんみり、ほろり。 …かと思ったら、エンドロールの後にちょいビックリ。
本当におもしろかったなぁ。 個人的には、イチゴ娘が実は如月ミキの父親だと知った時の家元の投げやりな反応が一番ツボにはまりました。
早くも、もう一度観たい気持ちになっています。 本当におもしろかった (「おもしろい」 という感想しか書けなくて、すみません。 ボキャブラリーが貧困なのです)。

図鑑に載ってない虫
なーんでこの映画を観たんだろう。 予告編はおもしろそうだったのになぁ…。 始まって10分もしないうちに、3本はしごしたことをちょっと後悔しました。
一言で言うと 「過ぎたるは及ばざるが如し」 って感じ。 全てにおいてやり過ぎ感があります。 『キサラギ』 は思わずくすっと笑ってしまう感じでしたが、『図鑑に載ってない虫』 は 「おもしろいでしょ? 笑うでしょ? ね? ね?」 と押しつけられているような印象でした。 それがやり過ぎ。 上映途中に思わず時計を観てしまった (しかも2回も) 映画は、これが初めてです。
お子さん連れの方もいらしたけど、私としては子どもにはあまり観せたくない映画だと思いました。 エッチなシーンがいくつかありましたしね。
すみません、この映画だけ酷評で。 私が思っていたのとはちょっと違ったなーってことです。 この世界がお好きな方には、「すみません」。 『時効警察』 は好きだったので、ちょっと残念です。 と言っても、『帰ってきた〜』 の方は録画しただけで全然観てないんですけどね。 あは。

ふぅっ、やっぱり3本はしごはきつかったです。 「はしごは2本まで」 と決めました。
サロンシネマでは一晩に映画を4本観る "フィルムマラソン" というイベントをやっているのですが、よく考えたらはしご3本はそれに迫る本数ですよね。 1人ほぼフィルムマラソンでありました。 3本はしごしたサロンシネマ1はシートがあまり良くないので、それも疲れる要因の1つだったように思います。 移動は全然なかったので、その点は良かったのですが。
あぁ、今日はお尻が痛いっす。
2007年09月02日(日)   No.1199 (映画)

『夕凪の街 桜の国』
夕凪の街 桜の国』 を観ました。
とても良い映画でした、観て良かった。
『夕凪の街』 の中の皆実の 「死ねば良いと思われた人間」 という表現が胸に突き刺さりました。 そんな風に考えてことはなかったけど、確かに原爆を落としたアメリカから見たら、広島の人間は 「死ねば良いと思われた人間」 ということになるのかもしれません。 大量に殺すために原爆という卑劣なものが使われたわけですから。
そして 『桜の国』 での七波の 「被爆者だからいつ死んでもおかしくないと思われている」 という言葉もショックでした。 私自身、被爆二世なので、世間からはそう思われているのかなぁと思ったりして。 広島にいるとわかりませんが、他県の人からはそういう目で見られているのでしょうか。 悲しいことですね。
観終わった後、いろいろ考えさせられました。 もう一度ゆっくり観てみたい映画です。

余談ですが、『桜の国』 に出てくる広島の街並みは、見慣れているのに何だかちょっと懐かしいような気もしました。
HOTEL オリエンタルが出てきた時も、「あるねー、平和公園のすぐそばに」 なんて思ったりしました、行ったことはありませんが。 「中はあんな感じなんだー」 なんて思ったりしました、外はよく通っていたので。 古きよき時代の…って感じでしたね。
そうそう、HOTEL オリエンタルのシーンで、突然プリプリの "DIAMONDS" が流れてきて、ビックリした。 でもすごく嬉しかった。 ちょっと泣き笑い。
2007年08月14日(火)   No.1181 (映画)

『アヒルと鴨のコインロッカー』
ネタバレ大ありです。 これから小説を読む予定の方、映画をご覧になる予定のある方は絶対に読まないでください。





アヒルと鴨のコインロッカー』 を観ました。
率直な感想、「何それ?」。 伊坂幸太郎さんは本当に絶賛したんだろうか?
この作品の最大のトリックは、自称河原が実はドルジってことで、その描き方を伊坂幸太郎さんは 「その手があったのか」 と絶賛されていたように思うのですが、その手って、過去の虚の部分 (椎名の想像?) はモノクロで実の部分 (ドルジの回想) はカラーで描かれているってこと? それだけ???って感じです。 期待して損した。 内心 「どういう風に描かれているんだろう…」 ってちょっとドキドキ期待していたのになー。 ま、キャストを見れば、本当の河崎が松田龍平くんだってことは一目瞭然だったしなー。
全体の描かれ方もものすごく雑に感じました。 原作のおもしろさの半分も生かしきれていないように思います。 原作の中で、ドルジをバカにしたガールフレンドを河崎が一喝した場面 (表現がちょい違うかも) がすごく好きだったので、そこが描かれていなかったのがすごく不満。 その場面が全然出てこないのならまだしも、ペットショップに河崎がガールフレンドと一緒に行く場面がありましたからね、どうしてそのシーンを無視したんだろう、サイアクです。 そのシーンに、河崎が軽薄なだけじゃない、友情を重んじる面もあるってことが描かれていたように思うのにな。
琴美ちゃんの最期のシーンもチープすぎ。 気が遠くなりました。
なんだかんだとけなしてばっかりですが、最後に椎名と別れる時のドルジ (瑛太) の表情は良かったな。 それだけがちょっと救い。
もう一度原作を読んで、原作の世界に浸りたい。 そう思わせる映画でした。
2007年08月14日(火)   No.1180 (映画)

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 を観に行ってきました。
良かったですよ、本当に。 若い時のオカン役の内田也哉子さんが良かったなぁ。 すごく素敵なオカンでした。 歳をとってからのオカン役の樹木希林さんももちろんすごく良かったです。 オトンがお見舞いに来るシーンで、精一杯おめかししてすごくドキドキしながらベッドに正座してオトンと話しているオカンがすごく可愛らしかった。 オカンはオトンのことが大好きなんだなぁ〜と思いながら観てました。 すごく良いシーンだった。 オトンも良かったな。
脚本が松尾スズキさんだからなのか、くすりと笑ってしまうシーンもいっぱいありましたが、ほろりとくるシーンも多かった。 大分の高校に進学するボクをオカンが駅で見送るシーンで涙がぽろり、ボクがオカンを東京に呼び寄せるシーンでまたぽろり、ボクがオカンの手を引いて病院に行くシーンでまたまたぽろり…と、最後に号泣というわけではなくじーんとくるシーンが随所に散りばめられていました。 思い出してまたじーんときています。
そうそう、パンフレットもすごく良いですよ! スタッフへのインタビューがこんなにたくさん載っているパンフレットは今まで見たことないし、エキストラ以外の全てのキャスト (1シーンしか出ていない人まで) の自分のオカンに対するコメントが載っていて、パンフレットを読んでまたじーん、です。 映画に携わった全ての人がこの映画を愛していることが伝わってきました。
スペシャルドラマも映画も観たけど、未だに原作を読んでいない私です。

この映画、西条でも上映されているのですが、観に行くのが遅過ぎたせいで夜の上映はもう無くなっていて、仕方なくまた5時ダッシュで府中町にあるバルト11まで観に行きました。
バルト11も来週はもう夜の上映が無くなるみたいなので、今日行っておいて正解でした。 映画館の大きな画面で観ることができて本当に良かった!
この際、バルト11でスタンプを集めてみるかな。
2007年05月23日(水)   No.638 (映画)

『蟲師』
夕方、バルト11に 『蟲師』 を観に行きました。 仕事の帰りにわざわざ府中町まで…、西条でも上映してよ…。
映画ですが、原作を全く知らないせいかわからないことがいっぱいでした。 前半の真火ちゃんが出てくるところだけはわかったなぁ、アニメでその回だけ観ていたから。 唯一観ていた回が映画に使われてるって、ちょいと運が良い気がします。 が、それ以外はほとんどわかりませんでした。
途中から 「こうきがどうの」 「こうみゃくがこうの」 という会話がやたら出てくるので、香気? 香りのこと?って思っていたのですが、正しくは 「光酒」 と書くらしい (こうみゃくは 「光脈」)。 そんなの、音だけで連想できるか! 全然わからんかった。
常闇 (と書いて 「とこやみ」 で良いのか?) がどーのこーので生気を失ったギンコ、温泉に入って手から黒いものがほにゃ〜と出ただけでいきなり元気。 いきなり完全復活って…。 その直前までうなだれてよろよろ歩いていたのに、腰痛肩こりに効く温泉に入っただけで元通りってあんた…。
虹郎は 「しっぽが蛇みたいになった虹 (だっけ?)」 の虹蛇を見るために旅をしていたはずなのに、肝心の虹蛇が出た後感想なし。 少しは感動してくれても…。
最後ギンコがぬいを森に連れて行って何か液体をかけて放置。 で、ぬいに光 (蟲?) がたかっていたのですが、あれでぬいはどうなったんだ? その後水辺を歩いているギンコがふっと消えた瞬間、「えっ、終わり?」 と思わず眉間にしわを寄せてしまいました。 実際終わりだった。 ギンコはどうなったんだ???
ホント、申し訳ないくらい何もわかりませんでした。 でもオダジョーのギンコはぴったりの気がしたな (アニメを1回観ただけで何を言う > 自分)。 ちょっと実写版鬼太郎と似ている気もしましたが。
DVD が出たらどうしよう…。 ちゃんと勉強してから観直してみようか…な。
おまけ:オダジョーの足がギリシャ型だということがわかりました。

fb24さん、舞台はくっきりはっきり日本でした。 映画の中で2回はっきり 「日本」 と言いました。 里には電気が通っている時代の日本でした。
2007年04月18日(水)   No.578 (映画)

『暗いところで待ち合わせ』
今月このタイトルの日記は2回目です。 今日は 『暗いところで待ち合わせ』 の映画を観てきました。
ネタバレ、辛口言いたい放題です。 読んで気分を害されたらすんまそん (予め断っておきます)。

乙一の原作は良かった、田中麗奈ちゃんもチェン・ボーリンも良かった。 なのに映画は…。
原作を読んで本当に感動し、予告編を観て想像を膨らませて楽しみにしすぎていたせいでしょうか、…なんか期待はずれ。 原作でも予告編の映像でも本当に感動したのになぁ。 映画を観た後の今、また予告編を観ても涙が出てくるのに…。
一言で言うと、全てのシーンが中途半端な印象の映画でした。 原作を読んでいない人は理解に苦しんだんじゃないかなぁ。 たぶん私も原作を読んでいなければ、頭の中が 「???」 でいっぱいになってしまったような気がします。
映画の描写では、ミチルが家にいるのがアキヒロだと気づく過程が全然描かれてなくて、どうしてアキヒロだとわかったの? って感じです。 無言のシーンが多い映画なので、少しナレーションを入れて2人の心情を表せば良いのに…と思いました。 それって邪道なの? 観ている人に全然伝わらないより良いと思うんだけど…。
2人の交流も、ミチルが椅子から落ちるシーンでアキヒロが彼女を助けてからすぐにミチルがアキヒロの食事を用意するシーンになってしまって、それではミチルがアキヒロに対する感謝の気持ちだけで食事を用意したことになってしまう。 原作ではその後アキヒロがわざと戸を開けて自分の存在を示すというシーンがあり、それに対するミチルの答えとして食事を用意するシーンがあったのに、これでは台無しだ。 あと原作同様、ミチルがアキヒロに 「あなたは悪い人ではないと思ってました」 と言うシーンがあるのですが、あの台詞も椅子から落ちた時に助けてもらっただけじゃなく、その前にミチルがわざと大きな火でつけておいたストーブの火を危険を察知したアキヒロがミチルに気づかれないように小さくするというシーンがあったからこそ活きてくるのに、そのシーンがないんだもん。 なーんか中途半端。 原作にはないアキヒロのトイレのシーンなんて入れる必要ないんだから、そんなのカットしてこういう重要なシーンをしっかり入れてほしかった。
あと、ハルミがミチルに問い詰められて首を絞めようとするシーン。 あそこだけいきなり安っぽいサスペンスドラマみたいな効果音と演出でサイアク。 ホント、あそこのシーンだけ浮いていた。 あのシーンにあんなに時間を割くぐらいだったら、ミチルとアキヒロが外を歩くシーンをもっと丁寧に描いてほしかったな。 初めて2人が接するシーンなのに、なーんであんなにあっさり描かれていたんだろう、すごく不満。 予告編にある、アキヒロがミチルの手をつかんで連れ出すシーンは最高だったのになー。
なんか愚痴ばっかりで、ごめんなさい。 期待しすぎちゃったんですね、きっと。 「私はすごく感動したのにーっ」 と気分を害された方がいらしたら、ごめんなさい。 でも私は不満だったんです。 思い入れが強すぎるのも良くありませんね、はぁ…。
でも最初に書いたとおり、田中麗奈ちゃんとチェン・ボーリンはすごく良かったので、今度別の監督できちんと撮ってほしい気がしました (まだ言うか)。
エンドロールのメレンゲの歌にちょっと救われたかな。 CD 買おうかな。

アキヒロをいじめる職場の同僚の顔をどこかで見たことがあるような気がして、エンドロールの出演者の名前をずっと見ていたのですが思い当る名前が全然ありませんでした。 なので 「消化不良だなぁ〜」 と思っていたのですが、エンドロールの途中で突然思い出しました。 日本生命の CM で妊婦さんに席を譲る男の人だった! あの CM、すごく好きだったから顔を覚えていたんです。
妊婦さんに席を譲るような優しい人が、アキヒロをいじめちゃいかんぜよ。
2007年01月21日(日)   No.464 (映画)

『太陽』
太陽』 を観ました。
ネタバレと言えるようなものも感想もないかな。
前評判が高かったので期待していたのですが、凡人の私には何が良いのか全く理解できない映画でした。
早起きして出かけて先に1本映画を観た疲れなのか、単調な映画のせいなのか、途中2度ほどガクンと前に倒れそうになりました。 眠りかけてたってこと。 ま、映画の中でも居眠りしている人がいましたけどね。
何が言いたかったんだろう、この映画。 「日本での公開は不可能と言われた」 映画らしいけど、それもある意味納得。
マッカーサーに 「広島に原爆を落としたアメリカはケダモノ」 みたいなことを言い、「広島に原爆を落としたのは私の命令ではない。 真珠湾を攻撃したのはケダモノじゃないのか?」 と切り返されたら 「私の命令ではない」 と答えたシーン。 あれを観ていて、「何それ?」 と思いました。 本当に言ったことかどうかはわかりませんが、あの攻撃のせいでその後多くの日本人が命を落とすことになったんじゃないの? みんな 「天皇陛下万歳」 って言って死んでったんじゃないの? それが 「私の命令じゃない」 って何だ、それ? だったら、止めろよって話ですよ、一応軍の会議にも出てたみたいなんだし (発言に効力なんてないんだろうけど)。 あっけらかんとした責任逃れ的な発言にビックリですよ。 戦争を体験した人が観たら、もっと憤るんじゃないかな?
頭の悪い私には、何が言いたいのか全く理解できない映画でした。 楽しみにしてたのになー (それにしては観に行くのが遅かったが)。
2006年12月03日(日)   No.407 (映画)

『パビリオン山椒魚』
ネタバレがあるかもしれません。




パビリオン山椒魚』 を観ました。
なんか意味不明。 何が言いたいのかよくわからない映画でしたが、言いたいことなど何もないのかもしれません。
主演のオダギリジョーのパートはほぼコメディで、香椎由宇ちゃんのパートはややシリアス系な感じ。
オダジョーは振り向いたら口いっぱいに麺を頬張っていたり (すごい量の麺が口から出ていた)、頭からダンボールをかぶって (かぶらされて) 地下足袋を履こうと苦心していたり、所有のレントゲン車に戻ったら香椎由宇ちゃんの父親役の高田純次さんが鍋物の支度をしていたり…とはちゃめちゃ、荒唐無稽。
レントゲン車での鍋のシーンでは、運転席に高田さん、助手席にオダジョーが座って間の鍋を囲んでいる様子をフロントガラス側から写しているのですが、カメラが車の外から写しているためなのかオダジョーと高田さんがフロントガラスの曇りを拭き取るのがウケた。 普通に鍋してるだけだったら、窓の曇りなんて拭き取る必要ないですもんね。 高田さんは1回しか拭かなかったけど、オダジョーは結構マメに拭いてました。
香椎由宇ちゃんは終始クールなのですが、オダジョーと一緒のシーンでオダジョーから 「あづちゃん (由宇ちゃんの役名)、〜〜らっしょー、〜〜らっしょー」 とわけのわからない方言で話しかけられるシーンでちょっと笑いを堪えている風なシーンがあり、可愛かった。 気のせいかな? 絶対堪えていたと思うんだけど。 そしてずっとシリアスかと思いきや、終盤家族を裏切っていた義兄から 「グーで殴ってくれ」 と言われ、義兄が 「…ダメかな?」 と言い終わるのを待たず渾身のパーンチ! しかもグーじゃなくトンカチでパーンチ! 義兄、歯が1本飛んでましたから。 ある意味超クール。
…全然山椒魚の話題が出てこないでしょ? そんな映画なんですよ、本当に。 山椒魚のキンジローは途中でいなくなって、「蒲焼きにされた?」 って思ってたら (山椒魚の絵がプリントされた蒲焼きの缶詰が出てくるので)、オダジョーの妹の結婚相手になっていたりして、本当に意味不明。 何で人間と山椒魚が結婚するんだか。 テレビまで取材に来てるし。
あぁ、感想を書かないとねぇ…。 めちゃくちゃな映画でしたけど、楽しかったですよ。 「楽しかった」 と 「おもしろかった」 しかないです、本当に。 だって意味不明なんだもん。
笑う気力がないくらいに落ち込んだ時に観たら、意味無く笑えるような気がします。 メイキングシーンつきの DVD が出たら、ほしいかも。 …あ、メイキング DVD はもう発売されてるんだったか。
2006年12月03日(日)   No.406 (映画)

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